アイドルグループSKE48の運営事務局は4月4日、メンバー・松井珠理奈（15歳）の体調について、「数日間入院して静養させる」と発表した。

発表によると、ここ数か月、「珠理奈の体調がすぐれないという、現場マネージャーからの報告」が続いていたそう。そのため、松井の母親と連絡を取りながら主治医の診察を受けていたが、本人の「絶対に休みたくない」との意思を尊重し、活動を続けてきた。しかし、握手会に急遽参加できなくなるなど、ファンに心配をかけることになるからと説得し、数日間入院して静養させることにしたという。

医師の診断は「貧血に起因するめまい、および過労」と、大きな病気ではなく、「たっぷり睡眠と栄養を摂れば数日で回復できる」とのこと。本人は「大丈夫」と話しているそうだが、事務局としては「医師、お母様、現場マネージャー、運営が連携して、珠理奈の体調管理をしていきたいと思います」としている。

松井は1997年生まれの15歳。SKE48で松井玲奈と共に“W松井”としてツートップを構成する一方、AKB48総選挙でも「AKB48 13thシングル選抜総選挙」（2009年）が19位、「AKB48 17thシングル選抜総選挙」（2010年）が10位、「AKB48 22ndシングル選抜総選挙」が14位と、高い人気を誇っている。今年3月24日には、期間限定でAKB48チームKを兼任することが発表された。

しかし、SKE48とAKB48の活動に加え学校にも通わなければならない多忙さゆえに、体調不良が顕著になってきた2月末頃からファンの間でも体調を心配する声が大きくなり、4月1日にインテックス大阪で行われたSKE48の握手会を体調不良で欠席した際にも、ファンからハードスケジュールの改善を求める声が上がっていた。