AKB48前田敦子卒業に秋元康は?「もう前田の好きにさせてあげたい」。

2012/03/26 01:39 Written by Narinari.com編集部

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アイドルグループAKB48の前田敦子(20歳)が、3月25日に行われた公演「業務連絡。頼むぞ、片山部長!inさいたまスーパーアリーナ」最終日に、グループからの卒業を発表した。これまでエースとしてAKB48をけん引してきた前田だけに、卒業はファンにとっても、メンバーにとっても衝撃のサプライズとなったが、この件について総合プロデューサーの秋元康氏がGoogle+でコメントを発表している。

これまで前田から何回か相談を受けていた秋元氏は「もちろん、引き止めました」としながらも、話し合いをしていく中で最終的には「自分で決めなさい」と決断を前田に委ね、「もし、発表するならSSAの最終日」と話していたそう。そして迎えた25日の公演で「前田が胸に手を当て、落ち着こうとしているのを見た時、『発表するつもりだな』と思いました」と、“その時”を振り返っている。

また、秋元氏は「前田敦子はストイックです。なあなあな関係が嫌いで自分を追い込みます。孤独です。自分への苛立ちが、時に誤解される“不機嫌さ”です。でも、みんなが自分に気を遣ってくれることもつらかったようです。このままAKBの心地いい環境にいたら、もっとわがままになってしまう自分が怖かったのかもしれません。だから、敢えて厳しい世界に飛び込もうと思ったのでしょう」と気持ちを代弁。

その上で「そんな不器用な前田を6年半もセンターに指名してしまったわけですから、もう前田の好きにさせてあげたいと思いました」と、最終的にこの決断に至った胸中を明かし、「具体的なことは、まだ何も決まっていませんが、みんなで前田の卒業を祝ってあげませんか?」とファンに呼びかけている。

前田は25日の公演のアンコールで、涙ながらに「私は14歳のときにAKBのオーディションを受けました。そのオーディションを受けることは私にとって、人生で初めての大きな決断でした。そして、今日ここで、2回目の大きな決断をさせてください。私、前田敦子はAKB48を卒業します」と、AKB48から卒業することを報告。具体的な時期については現時点では未定としている。

2005年の「AKB48 オープニングメンバーオーディション」に合格し、AKB48の1期生となった前田は、グループ発足時から中心メンバーの一人として活躍。2009年の「AKB48 13thシングル選抜総選挙」では1位、2010年の「AKB48 17thシングル選抜総選挙」は2位、2011年の「AKB48 22ndシングル選抜総選挙」では1位となるなど、“不動のエース”として絶対的な人気を誇っている。

一方、AKB48の活動と並行して、2007年から女優としても映画やドラマに出演。昨年は映画「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」、ドラマ「花ざかりの君たちへ〜イケメン☆パラダイス〜2011」(フジテレビ系)で共に初主演を務め、今年の冬ドラマ(1〜3月期)では「最高の人生の終り方〜エンディングプランナー〜」(TBS系)に出演した。

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