“太りたい”女性を恋人が支援、世界記録保持者を目指して奮闘中。

2012/03/22 15:33 Written by Narinari.com編集部

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米アリゾナ州に住むスザンヌ・エマンさん(33歳)は昨年、一部メディアにある世界記録に挑戦する夢を明かしました。それは「太った女性として世界記録保持者なること」。そんな彼女が最近、ネットで知り合った男性と婚約、その彼も彼女の夢を応援しているそうです。

英紙デイリー・メールによると、この男性はパーカー・クラークさん(35歳)。昨年、ネットを介して知り合った2人は、短期間のメールのやり取りだけで相思相愛の関係になり、数か月後にはパーカーさんがスザンヌさんの家に引っ越し、同棲生活をスタートさせました。そして、大きな体のために家事をすることが難しいスザンヌさんに代わって、パーカーさんが家の中の仕事を担当するようになったそうです。

心優しいパーカーさんにさらに深い愛情を抱いたスザンヌさん。特にパーカーさんの料理の腕は素晴らしく、それが「とっても魅力的」だと語っています。そして「昔から大きいサイズの女性が好きだった」と語るパーカーさんも、もっと太りたいと願う彼女の夢をその素晴らしい手料理で支援しているそうです。

それにしても、なぜスザンヌさんは太りたいのでしょうか。彼女の公式サイトの説明によれば、子どもの頃は“単に太め”だった彼女は、20代のときに300パウンド(約136キロ)から500パウンド(226キロ)まで体重が増加。そして体重が増えるに連れ、自分の体がどんどん「大きくなって、満たされていく」のが心地良いと感じるようになったそうです。そして、30歳のときにネットでSSBBW(スーパーサイズ・ビッグ・ビューティフル・ウーマン)と呼ばれる人々のことを知り、自分も彼女たちのようになりたい、と願望を持つことに。

以来、彼女の体重はさらに増え続け、昨年の身体測定では756パウンド(344キロ)となり、現在も順調(?)に増加中です。でも、彼女の目標は世界記録。1994年に亡くなったキャロル・アン・イェイガーさんというかつての記録保持者は、公式に記録に残っている体重は1,200パウンド(544キロ)ですが、親しかった人々の証言によると、なんと1,600パウンド(約724キロ)まで太ったこともあったそう。そのためスザンヌさんも、非公式の記録を含めて更新するには、さらに380キロの増加が必要なのです。

しかし、極度の肥満体型にはいろいろな健康上の問題が出てきます。そのためパーカーさんはサラダなども献立に加えて、バランスのとれた食事を心がけていると言います。さらに彼は、スザンヌさんと一緒に散歩や水泳などのエクササイズも一緒にこなし、彼女の健康を保つ努力をしているそうです。

スザンヌさんは体重の世界記録を樹立した暁には、太っていても健康でいられることを証明したいとのこと。「太っているのはダメなことだ」という人々の偏見を無くしたい、と願っているそうです。

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