超大御所の新作が14か国で1位、B・スプリングスティーンに絶賛の嵐。

2012/03/15 13:58 Written by Narinari.com編集部

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ブルース・スプリングスティーンの通算17枚目のオリジナル・アルバムとなる新作「レッキング・ボール」が、全米、全英を含む14か国で初登場1位を獲得したことがわかった。1位を獲得した14か国は米国、英国、スペイン、イタリア、アイルランド、ドイツ、オーストリア、クロアチア、スイス、オランダ、ベルギー、ノルーウェイ、スウェーデン、デンマーク。特に全米チャートでは、“トータル24週No.1”の記録へ挑んだアデルの「21」を抑えての1位(3月24日付)ということからも、高い注目を集めているようだ。

ブルースが全米1位を獲得したアルバムはこれで通算10作目。これはブルースのアイドルでもあったエルヴィス・プレスリーと並び、歴代3位の記録だ。ちなみに、全米1位の獲得アーティストランキングは次の通り。

1位 The Beatles(19)
2位 Jay-Z(12)
3位 Elvis Presley(10)
3位 Bruce Springsteen(10)
5位 The Rolling Stones(9)
5位 Barbra Streisand(9)

ロケットスタートを切った「レッキング・ボール」には、世界各国のメディアからも賛辞が続々。「スプリングスティーンの最高傑作の1つ」(ビルボード)、「過去30年で最高の作品ではないか」(ハフィントン・ポスト)、「煮えたぎる怒りに満ちつつ、歓喜のエネルギーに溢れている」(USAトゥデイ)、「達人業」(BBC)、「寛いだ雰囲気と大騒ぎ、苦悩と高揚感といったものの間を忙しく行き来する魅力的な作品…5つ星獲得★★★★★(歴史的名盤)」(ローリング・ストーン)、「過去の最高のアルバムに感じられた、むき出しの感情の力が漲っている」(アイリッシュ・インディペンデント)、「華々しい成功であり、勝利」(ウォール・ストリート・ジャーナル)、「『レッキング・ボール』に聴き手は心を奪われずにはいられない」(ガーディアン)などなど、まさに称賛のオンパレードだ。

なお、ブルースは3月15日にEストリート・バンドと共に世界最大の音楽コンベンションSXSW(サウス・バイ・サウス・ウェスト)でパフォーマンスを実施。本コンベンションの基調講演者にも選ばれているブルースのパフォーマンスに世界中の注目が集まる。また、日本では3月21日、いよいよ「レッキング・ボール」が発売される予定だ。

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