上海にAngry Birdsランド建設、フィンランドに続き年内オープンへ。

2012/02/29 09:59 Written by Narinari.com編集部

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2009年12月にフィンランドのロビオ社がiPhone向けにリリースしたゲームアプリ「アングリーバード」。その後、Android版やPC版もリリースされ、シリーズ累計ダウンロード数が7億を突破するなど、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの人気ゲームとなっているが、このたび、かねてから注目を集めてきた同ゲームの公式テーマパークに関する詳細が明らかになった。世界初となる「アングリーバード」のテーマパークは4月28日、フィンランドのタンペレ市にある遊園地の一部エリアにオープン。さらには年内をめどに中国・上海にもオープンさせる予定だという。

ロビオ社は昨年12月、フィンランドのほかに、米国やアジアにもテーマパークを建設する計画を明らかにしていたが、アジアでの具体的な建設地などは明らかにされていなかった。それが今回、上海で行われたIT講演にて同社CMO(最高マーケティング責任者)のピーター・ヴェスターバッカ氏が上海での建設を発表。現在は用地の選定中であることを明かした。

上海のテーマパークといえば、2015年にオープンを控えたディズニーランドが何かと注目を浴びているが、これに関してヴェスターバッカ氏は、アングリーバードのテーマパークの規模はディズニーランドとは比べものにならないほど小さいものの、趣向を凝らした遊具を数多く取り揃えることで、まったく別の魅力を持つテーマパークになるとしている。実際、テーマパークには乗り物以外に、運動遊具なども多く設置されるそうで、「子どもだけでなく、大人も遊べ、かつ健康になれる」点を重視しているそうだ。

アングリーバードのテーマパークというと、昨年9月、中国の湖南省長沙市にあるテーマパーク内に巨大なパチンコを利用した非公認のアングリーバードの遊具が登場して話題を集めたが、公式テーマパークが一体どのような遊具を取り揃えてくるのかは気になるところ。当時、ロビオ社は同テーマパークに対して法的措置は取らず、テーマパーク側とパートナーシップを結ぼうとした経緯がある。非公式とは言え、多くの中国人の支持を集めていたことからすると、公式テーマパークにも同様の遊具が登場する可能性もあるかも?

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