西武から自由契約となり、現役続行を目指して移籍先を探していたG.G.佐藤外野手(33歳)が、イタリアプロ野球・セリエAの強豪フォルティチュード・ボローニャ1953に入団したことがわかった。同球団が公式サイトで発表している。
公式サイトでは、G.G.佐藤選手の米マイナーリーグ時代や西武での活躍、北京オリンピック日本代表としての経歴などを紹介。サードのポジションと、中軸を任せる打者としての活躍に期待を寄せている。
G.G.佐藤選手は法政大学を卒業後に渡米し、フィラデルフィア・フィリーズ1Aに入団。帰国後はアルバイトをしながら日本のプロ野球入りを目指して西武の入団テストを受け、2003年のドラフト7位で入団した。西武では2007〜2009年に各20本以上の本塁打を放つなど活躍したが、2010年に左肩と両ひじを手術。2011年は1軍出場がなく、オフに戦力外通告を受けた。
フォルティチュード・ボローニャ1953はリーグ屈指の強豪。イタリア球界では過去に品田操士投手(近鉄→米独立L→ボローニャ)、小野剛投手(巨人→サンマリノ→西武)、前田勝宏投手(西武→ヤンキース傘下のマイナー→中日→台湾・興農ブルズ→ボローニャ→中国・上海)、寺田祐也内野手(阪神→フィオレンティーナ)などがプレーしたことがある。