氷の湖に伝説の巨大UMA現る、アイスランドで撮影された動画が話題に。

2012/02/09 18:36 Written by Narinari.com編集部

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英・ネス湖のネッシーのように、科学技術が発展してもなお、世界各地で存在が囁かれている数々のUMA(未確認生物)。地球の奥深さなのか、人間の単なる見間違いなのか、信じる信じないは人それぞれだが、信じる人にとっては胸を躍らせるような話題がアイスランドから飛び込んできた。先日、アイスランド東部の湖で、古くからの言い伝えにある“伝説の巨大UMA”が現れたとする動画が撮影され、欧米を中心に大きな話題となっているようだ。

この動画は、2月6日付でYouTubeに投稿された「The Iceland Worm Monster (Lagarfljo'ts Worm) Caught on Camera」(//www.youtube.com/watch?v=8OmyyHyya64)。米ニュースサイトのハフィントンポストや英紙デイリー・メールなどによると、UMAが現れたのはアイスランド東部にあるラーガルフリョウト湖で、動画は2月2日にアマチュアカメラマンによって撮影されたものだという。

海に繋がる「氷の川」(デイリー・メール紙より)とされる湖の中を、ゆったり長い体をくねらせながら泳いでいるこのUMA。体の色が水と同化しているため、ハッキリとした特徴を確かめることはできないが、水面に現れている体型を見る限り、大きな蛇のような体を持っているようだ。現地ではこのUMAの大きさが「湖の幅と同じ30キロくらいある」(英紙インディペンデントより)との説もあるという。

「ラーガルフリョウト・ワーム」と呼ばれるこのUMA。今回、欧米で大きな話題となったのは、昔から目撃報告が残されている有名な存在だったということもあり、アイスランド国内で大きく報じられたためだ。最も古い目撃報告は、今から700年近くも前の1345年。現地の伝説では、その昔、金の指輪の下に置かれた小さな虫が成長し、毒を吐く怪物ラーガルフリョウト・ワームへと変化、辺りの農村を徘徊しては住民を脅かす存在になったという。結局、湖に投げ入れられたラーガルフリョウト・ワームはその後も湖の中で生き続け、人々に「不運をもたらす」(豪ニュースサイトnews.com.auより)存在と恐れられてきたそうだ。

そうした言い伝えもあって、大きな注目を集めたこの動画。“伝説の生物現る”の一報を興味深く見つめる人も多い中、やはり専門家などからは動画の生物が本物なのか、懐疑的な意見も少なくない。

米国のあるUMA専門家は、動画に映る生物が「堅いモノで作られたヘビのよう」(デイリー・メール紙より)とロボットの可能性を指摘。ほかにも、ごみ袋や投網を使ったいたずらとの見方をする意見もある。

ラーガルフリョウト・ワームの存在証明にも関わるとも言える今回の動画。映っている生物がいたずらなのか本物なのか、皆さんも自分の目でその真偽を判断してみてはいかがだろうか。

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