ハワイアンズが全面営業再開、震災前から建設の新ホテルもオープン。

2012/02/08 18:31 Written by Narinari.com編集部

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東日本大震災の影響により部分営業を続けてきた「スパリゾートハワイアンズ」(福島県いわき市)が2月8日、約11か月ぶりにグランドオープン(全館営業再開)を迎えた。また、震災前から建設工事を進めていた120室500人収容の“ハワイ&スパ”がテーマの新ホテル「モノリス・タワー」も同日開業。復興に向け、いよいよ本格的な一歩を踏み出した。

8日午前10時、「長い間お待たせいたしました。グランドオープンです」との合図でメイン施設「ウォーターパーク」が開場。従業員総出の歓迎のなか、スパリゾートハワイアンズ・ダンシングチーム「フラガール」が来場者の一人一人にレイ(花輪)をプレゼントした。

10時20分からは、湯本第一小学校ほか地元小学校6校の児童約1,800人を招待するとともに、渡辺敬夫いわき市長らを迎え、グランドオープン舞台開きセレモニーを開催。セレモニーでは、いわき市と友好協定を締結しているハワイ州カウアイ郡から招いたカフ・チャック牧師による祈祷のあと、来賓ら15人と小学生代表者12人がステージに登壇し、来場者とともに「アローハ!」のかけ声でテープカット行い、新たなスタートを祝った。

セレモニーに続いては、フラガールらメンバー全員による新ステージ初のポリネシアンショーも披露。昨年10月以降、仮設ステージでパフォーマンスをしていたフラガールが本来の舞台「ビーチシアター」に戻り、震災以来、全国125か所を巡回公演した「フラガール全国きずなキャラバン」でもわずかしか披露できなかった“サモアの火の踊り”ファイヤーナイフダンスも、ようやく復活を遂げた。

また、12時45分からは新ホテル「モノリス・タワー」の開業記念セレモニーを実施。神聖な植物「マイレ」を用いたハワイ式のテープカットを行い、初日の利用客を迎えた。

なお、グランドオープンを記念して、「スパリゾートハワイアンズ」では3月19日まで入場料を半額とするほか、新ホテル「モノリス・タワー」をはじめとする宿泊施設では、特別な記念宿泊プランを用意している。

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