「なっちゃん」初の男性キャラ、松田翔太が“世界を旅する謎の男”に。

2012/02/08 06:00 Written by Narinari.com編集部

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これまで田中麗奈や堀北真希、桜庭ななみら、若手女優が“なっちゃん”役を演じてきたサントリーの人気飲料「なっちゃん」のCMに、初の男性イメージキャラクターとして、俳優の松田翔太が起用されることがわかった。松田自身も、オファーが来たときには「率直に驚きました。なっちゃん自体、僕が中学生ぐらいの時から知っている商品なので、まさか自分が大人になって、なっちゃんのCMに出演するなんて思わなかったです」とビックリしたという今回の新CM「列車」篇は、2月14日より全国で放映を開始する。  

「なっちゃん」は1998年の発売以来、人気を呼んでいるロングセラーブランド。歴代のイメージキャラクターにはフレッシュな若手女優を起用してきたが、今回は男女を問わず今まで以上に幅広い世代に「なっちゃん」の魅力を訴求していくために従来のシリーズを刷新し、ブランド初の男性イメージキャラクターとして松田を起用した。

新CMの「列車」篇での松田の役どころは“世界中を旅する謎の男”。久しぶりに日本へ帰国し、列車の旅を楽しんでいる途中でふと「なっちゃん」を飲むと、いつの間にか果汁感がアップし美味しくなっていたことに驚き、野太い声で「♪し〜らな〜い う〜ちに〜おいし〜くぅ なっていたぁ〜」と思わず替え歌を唄ってしまう、ちょっぴり風変わりなキャラクターを演じている。

撮影はとある海岸沿いのローカル線で、実際に走行中の列車内で行われた。当日は2両編成の貸切臨時列車に、大量の撮影機材と松田ら出演者・スタッフを乗せて駅を出発。「劇中でよく歌っていた、昔の日活映画のスターをイメージして」という監督のアドバイスのもと、松田は歌のリズムや間の取り方を確認しながら、真剣な表情で演技の精度を高めていった。

走行する列車での撮影は予想もしないハプニングが続々。歌の途中でトンネルに入ってしまったり、単線のため対向列車の通過待ちで10分以上も停車したりと、中断することもしばしばだったが、終始集中力を保ち続けた松田とスタッフの息の合ったチームワークのおかげで撮影は進み、列車内での撮影はおよそ3時間でフィニッシュとなった。

ちなみに、「なっちゃん」を飲んで突然クールに歌い出すという設定は、かなり松田の“ツボ”だったようで、モニターを見ながらスタッフと一緒に手を叩いて笑う姿も。また、「世の中がものすごいスピードで変わっていくことへの寂しさや悲しみも表現して欲しい」というリクエストにも、コミカルな歌と哀愁漂う芝居で見事に表現した。

そんなCMについて松田は「知らないうちになっちゃんがおいしくなっていたことに、2年たってやっと気付いた男の、ちょっぴり悲しいCMです(笑)。ぜひご覧ください!」とアピールしている。

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