やったらダメなレンジでチン、米レストランチェーン制作の動画が話題に。

2012/02/03 17:01 Written by Narinari.com編集部

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米国のレストランチェーン店が制作したある動画が、いま、欧米のネットを中心に注目を集めている。その動画は、本来ならば“入れてはいけない”さまざまなモノを電子レンジで加熱し、結果をスローモーションで見せるという内容。同じような動画は過去にも存在しているが、今回も普段はなかなか見られないシーンの連続とあって、多くの人が楽しんでいるようだ。

この動画は米国とメキシコでチェーン展開をしているレストラン「モーズ・サウスイースト・グリル」がYouTubeに1月23日付で投稿した「Microwaves Ruin Everything」(//www.youtube.com/watch?v=c2ivYqToCLQ)。タコスやナチョスなどのメキシコ料理や丼物など、豊富なメニューの中に多くの肉や野菜を使っているこのレストランでは、「電子レンジを一切使わない」(米紙ニューヨーク・デイリーニュースより)という決まりごとがある。そのポリシーを「顧客に知ってもらおう」と、今回の動画制作を思い付いたそうだ。

敢えて電子レンジの危険な映像を見せつけることで、それを使わないレストランの良さを知ってもらおうと作られたこの動画。それだけに「絶対に家でやらないで下さい」との注意から始まる映像には、「そんなモノまで入れるか」と思わせるモノまで投入されている。最初はスパークするアルミホイルや爆発する卵を紹介。この辺りは知らずに加熱して同じような惨状を体験した人もいるかもしれないが、続けて登場するトマトやスイカは、皮の裂け目からシャワーのように水分が噴き出しており、水分の多い野菜や果物も間違えて丸ごと入れないように注意していただきたい。

動画には食料品以外も登場。例えば石鹸は下から形が崩れて雲のようにもくもくとメレンゲ状になっていく。電球はチカチカと光を放った後に爆発し、CDは至る所から火花が散って、ひび割れしながら焦げていった。そしてトリを飾るのは、栓が開いてないお酒のボトル。加熱と共に瓶の割れ目から液体が噴き出してくると、最後には突然大爆発を起こしてしまう。

店のポリシーを紹介する宣伝に「シンプルな物を作りたかった」と話すのは、この動画制作を思い付いたモーズ・サウスイースト・グリルの関係者。そのシンプルなアイデアと小気味よい映像がうまく噛み合ったようで、動画の再生回数は129万回(2月2日現在)に達している。この関係者らはたくさんの良い反応に手応えを感じており、今回の宣伝は大成功だったようだ。

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