ジェダイバーガー食べてみた、仏チェーンの“スターウォーズバーガー”。

2012/02/01 17:42 Written by Narinari.com編集部

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ベルギーで生まれ、フランス圏で人気のファストフードチェーン「クイック」で、映画「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス3D」の劇場公開を記念した“スター・ウォーズバーガー”の販売が始まった。全部で3種類のラインアップで登場する“スター・ウォーズバーガー”、黒いハンバーガーの「ダース・ベイダー・バーガー」は3月2日から5日までの限定販売のためまだ味わうことができないが、販売を開始したダース・モールがモデルの赤い「ダーク・バーガー」と、ヨーダをパッケージにした「ジェダイ・バーガー」の2つのメニューを、ナリナリドットコムのフランス特派員が早速食べてみた。

クイックの店頭は一面に“スター・ウォーズバーガー”のポスターが掲示され、子ども用の「スター・ウォーズ」のおもちゃも豊富に提供するなど、かなり力を入れたキャンペーンという印象。今回、お昼時に店舗を訪れたのだが、売れ行きは良いようで、出来上がりには少し時間がかかるほどだった。

まず、食べてみたのは「ダーク・バーガー」。その赤さは見るからに“辛さ”を訴えているが、実際に食べてみると、まぶされた胡椒を除いても、バンズ自体が確かにピリッとした辛さを持っている。味そのものはとても美味しく、「スター・ウォーズ」を抜きに、純粋にハンバーガーの新商品としても成功しているのではと思うほど。エンダイブの小気味よい苦みと胡椒ソースを添えたパテは相性が良く、大満足の一品だ。

一方、マスター・ヨーダの頭を思い起こさせる表面の「ジェダイ・バーガー」は、チーズたっぷりのフランス人が好みそうな正統派バーガー。出来たての場合、サンドされたブロックタイプのチーズが熱でとろけ、辛味のあるマスタードソースとうまくマリアージュする。そのためコクが倍増し、存在感のある味に仕上がっている印象だ。マスタードはかなり強めで、実に良いアクセントになっている。また、この「ジェダイ・バーガー」は少し冷めてもチーズの風味が引き立たった別のおいしさを味わうことができるので、いかなる状態でもうまい。

実食してみた感想としては、2品とも一般的なフランスのハンバーガーにはない辛さで、安易なキャンペーンに留まらず、工夫を凝らした新たな世界を表現していると感じられた。3月の「ダース・ベイダー・バーガー」はさらにスパイシーと予告しており、キャンペーンビジュアルでは「この力に挑んでこい」とベイダー卿が不敵に挑発している。「ダース・ベイダー・バーガー」の発売も待ち遠しいところだ。

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