2人活動辞退に秋元康コメント「監督不行き届きであったことをお詫び」。

2012/01/28 16:47 Written by Narinari.com編集部

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AKB48の総合プロデューサーを務める秋元康氏が1月28日、AKB48チームB平嶋夏海とチームK米沢瑠美の活動辞退を受け、Google+でコメントを発表した。

コメントの全文は次の通り。

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みなさんのコメント、しっかり読ませていただきました。もちろん、総合プロデューサーとして監督不行き届きであったことを、ファンのみなさんにお詫びしなければいけませんし、本人たちからファンのみなさんへ直接、お話しする機会を作らなければいけないと思っています。

ちょっと、関係ない話をさせてください。

昔、あるオーディションにめちゃくちゃ歌が巧いコがやって来ました。声が魅力的で歌心を持っていました。最後まで迷いましたが、
僕は彼女を不合格にしました。正直、僕の手には負えないと思ったのです。これだけの歌唱力を生かす自信がなかったのです。
それから、彼女はミスチルのプロデューサー小林武史さんと出会ってデビューしました。
Salyuです。彼女は僕のプロデュースでは売れなかったでしょう。小林武史さんが手掛けたから売れたと思っています。

AKB48に明日のSalyuはいないか?
いつも不安になります。
僕ではないプロデューサーが手掛けたら、もっと輝くメンバーがいるんじゃないか?
僕が外部のクイエイターと積極的に組んだり、ミュージックビデオやドラマや映画やアニメやテレビ番組のキャスティングを現場に任せるのはそのためです。

AKB48がすべてではありません。
プロデューサー秋元康がすべてではありません。

僕はこれからも二人の相談に乗ろうと思いますし、これがきっかけで彼女たちの才能がどこかで開花してくれたらいいなと思います。

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平嶋と米沢は27日、部屋着姿で男性と一緒に写ったものを含む複数の写真が、米沢がプライベートで使用していたとみられるTwitterアカウントから流出。ネットユーザーの検証作業が進められるなど、一部で騒動となり、自らAKB48としての活動辞退を申し入れた。

その後、AKB48の運営サイドは「辞退に関して」とのコメントを発表し、「事の発端は、ネット上に流出した1枚のプライベート写真でした。その写真はAKB48のメンバーとしては、自覚が足りないと指摘されても致し方ないと判断されるものでした」と説明。2人に事実確認をしたところ「両名とも、AKB48のメンバーとしてのルールに違反していることを認めたうえで、ファンの皆様に多大なる心配をおかけし、かつお騒がせしてしまうようなシチュエーションで写真を撮影をしてしまったことを深く反省しておりました」と、辞退申し入れに至るまでの経緯を明かしている。

運営サイドはこの申し入れを受理。2月5日の握手会で2人がファンに直接挨拶する機会を設け、この日の握手会イベントをもって「AKB48の活動は終了」としている。

平嶋は1992年生まれの19歳。2005年の「AKB48オープニングメンバーオーディション」に合格し、前田敦子や高橋みなみ、板野友美らと共に1期生として活動してきた。総選挙は2009年から3年連続26位で、派生ユニットの渡り廊下走り隊7のリーダーでもある。

米沢は1991年生まれの20歳。「第三期AKB48追加メンバーオーディション」に柏木由紀や渡辺麻友と共に合格し、メンバー入りを果たした。総選挙は2009年が22位、2010年が34位、2011年が圏外。

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