飛行機のFCイメージのホテル、羽田空港に東京第1号施設が開業へ。

2012/01/27 09:26 Written by Narinari.com編集部

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日本空港ビルデングとファーストキャビンは、今春、飛行機のファーストクラス(FC)をイメージしたコンパクトホテル「ファーストキャビン」を羽田空港第1旅客ターミナル内に開業する。

「ファーストキャビン」は、ビジネスホテルとカプセルホテルの間の価格帯で快適に滞在できる新しいスタイルのホテル。現在、大阪のなんばと京都の烏丸で運営しており、東京には初進出となる。羽田では早朝・深夜フライト利用者を中心とした宿泊に加え、フライト前後の時間調整に利用できるデイユース(時間利用)にも対応する予定だ。

そのコンセプトは「コンパクト&ラグジュアリー」。滞在空間の“キャビン”はコンパクトながらも十分にくつろげる広さを確保し、大型液晶テレビやインターネット設備など、機能性を重視した設備を用意しているのが特長だ。「ファーストキャビン羽田」では、120センチ幅のワイドサイズベットやサイドテーブルを配した「ファーストクラスキャビン」と、空間と設備をよりコンパクトに凝縮した「ビジネスクラスキャビン」の2タイプで構成される。

なお、「ファーストキャビン」は、旅館業法上“簡易宿所”となるため、各キャビンの出入口に施錠することが法律上で禁止されているが、出入口に施錠できない点を補完するため、ハード・ソフトの両側面からセキュリティ対策を実施。館内はフロント前の入り口ゲートで施錠され、チェックイン手続きの際に渡されるカードキーがなければ入れないほか、宿泊エリアは男女別、セーフティボックスの設置、会員登録制などの対応を用意している。

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