川で金34g集め婚約&結婚指輪に、採取の男性「ビギナーズラックさ」。

2012/01/22 15:06 Written by Narinari.com編集部

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英国のある男性は、3か月間にわたり毎週末に川へ行き、計34グラムの金を集めることに成功した。その目的は、彼女に贈る婚約指輪を作るため。採取した金の一部は婚約指輪に加工し、残りは結婚指輪にも使用するそうだ。

英紙デイリー・テレグラフや英紙サンなどによると、この男性はスコットランド地方クリエフに住む、46歳のジョン・グリーンウッドさん。彼は昨年9月から、週末になると近くの高地を流れる川へと出かけ、砂金を集めるようになった。3年間交際を続けている恋人のモラグ・シアラーさん(40歳)へ愛の形として指輪を贈るためで、たくさんの金を集めようと、時には川でキャンプをして日の出から日の入りまで作業を行ったこともあるという。

寒さの厳しい秋以降も、グリーンウッドさんは愛する彼女のためにと「日没前には凍えるほど冷たい水」へと入り、シャベルや熊手で砂を掬っては金を探し続けた。すると、3か月間で34グラムの金をゲット。そのうちの4グラム程度を使い、専門の職人に依頼して「3個のダイヤモンドをあしらった指輪」を作ってもらった。

彼の場合、偶然金が多くある場所に出くわしたのかもしれないが、英国砂金採取協会のスポークスマンによれば、通常ならば34グラムという量は「30年通って集められるかどうか」とのこと。宝石の専門家からも「その程度の時間でこれだけの量を集めるのはほぼ不可能」と言われるほどで、実際に集めた本人も「ビギナーズラックさ」と驚いているようだ。

ちなみに、彼が集めた金は全部で1,000ポンド(約12万円)の価値に相当するという。かくして集めた金から婚約指輪を作ったグリーンウッドさんは、昨年のクリスマスに「ピザを食べに行こう」とシアラーさんを誘い出し、リゾートホテルへと連れ出すとツリーを前にプロポーズ。そのとき、初めて彼の砂金採取の理由を知った彼女も喜んだそうで、グリーンウッドさんの計画は「見事にうまく行った」そうだ。努力が報われた彼は、「婚約指輪よりさらに多くの金を使って」(サン紙より)結婚指輪を作るつもりだという。

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