KDDIは1月16日、auの新モデルとして、全機種がデュアルコアCPUを搭載したスマートフォン「GALAXY SII WiMAX ISW11SC」「optimus X IS11LG」「Xperia acro HD IS12S」「MOTOROLA RAZR IS12M」のグローバルモデル4機種を発表した。20日以降、順次発売する。

サムスン電子製の「GALAXY SII WiMAX ISW11SC」は4.7インチの大画面を誇る「HD SUPER AMOLED（有機EL）」搭載のスマートフォン。16GBの大容量内蔵メモリや、1.4GHzデュアルコアCPU、連続通話670分／待受時間約420時間の大容量バッテリーを搭載し、Wi-Fiは接続先の自由度を広げる2.4GHzと5GHzのデュアルバンドに対応している。そのほかのスペックはOSがAndroid 2.3、カメラが約808万画素のCMOS、外部メモリはmicroSDHC、WiMAX搭載、本体色はノーブルブラックの1色。

LGエレクトロニクス・ジャパン製の「optimus X IS11LG」は、屋外でも見やすい最大輝度700カンデラの高輝度IPS液晶と、厚さ9.9ミリのコンパクトサイズが特徴のスマートフォン。1.2GHzのデュアルコアCPUとGeForceグラフィックプロセッサの搭載によりウェブサイトの閲覧やマルチタスク処理、リッチなゲームも快適に操作ができる。そのほかのスペックはOSがAndroid 2.3、ディスプレイが4.0インチのIPS液晶、カメラが約800万画素のCMOS、外部メモリはmicroSDHC、本体色はホワイトとブラックの2色。

ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製の「Xperia acro HD IS12S」はIPX5/7等級の防水対応スマートフォン。液晶とガラス面の間の空気層をなくすことで光の乱反射と拡散を低減したクリアブラックパネルと、映像を美しく鮮やかに表示するモバイルブラビアエンジンの併用により、写真や動画を高画質で楽しめる。1,210万画素のCMOSカメラは約1.5秒の高速起動＋撮影と約0.5秒の撮影間隔が特徴。POBoxは手書き入力に対応した。そのほかのスペックはOSがAndroid 2.3、ディスプレイが4.3インチTFT液晶、外部メモリがmicroSDHC、本体色はルージュ、ホワイト、ブラックの3色の展開となる。また、ワンセグ、おサイフケータイにも対応した。

モトローラ製の「MOTOROLA RAZR IS12M」は、クールなデザインで知られる“RAZR”の名を冠したスマートフォン。厚さ7.1ミリのスリムボディに、同じ重さの鋼鉄の5倍の強度を持つKEVLARファイバーを採用し、強度と軽量化（約127グラム）の両立を実現した。そのほかのスペックはOSがAndroid 2.3、ディスプレイが4.3インチの有機EL、カメラが約800万画素のCMOS、外部メモリがmicroSDHC、本体色はシャドーブラックとグレイシアホワイト。

なお、緊急地震速報、災害・避難情報に、新たに津波警報を追加した「緊急速報メール」に全機種が対応している。