ビデオリサーチがまとめたお正月三が日のテレビCM動向（関東地区）で、女優の武井咲がタレント別出演本数の1位に輝いたことがわかった。出演本数は255本で、2位の向井理に40本近い差をつけている。

このデータは1月1日0時00分から1月3日23時59分までの間に、関東5局（日本テレビ・テレビ朝日・TBS・テレビ東京・フジテレビ）でオンエアされたCMの動向をまとめたもの。武井はイオングル−プ、青山商事、セキスイハイムBJなどのCM計255本、秒数にして3,960秒出演していた。2011年の冒頭にはCM契約2社だった武井だが、昨年のブレイクの勢いそのままに、2012年三が日の“CM女王”に輝いている。

2位はユ−キャンやハウスメイトパ−トナ−ズ、アサヒ クリアアサヒなどのCMに出演した向井理（219本／3,655秒）がランクイン。以下、3位はベッキー（217本／3,255秒）、4位は柴咲コウ（202本／3,030秒）、5位は木村多江（178本／2,685秒）、6位は吉永小百合（177本／4,965秒）、7位は佐々木希（159本／2,835秒）、8位は竹内結子（155本／2,610秒）、9位は中村京蔵（141本／3,930秒）、10位は澤穂希（139本／2,340秒）と続いている。

上位の傾向としては、ユーキャンのCM出演タレント（向井、柴咲、木村、澤、武田鉄矢［11位］、いきものがかり［12位］）が複数ランクイン。また、例年年末年始に大量のCMをオンエアしているオービックビジネスコンサルタントOBC 勘定奉行の中村京蔵も上位に入っているのも特徴的だ。

なお、企業別のテレビCM本数では、上からスズキ（418本／6,285秒）、ダイハツ工業（349本／5,235秒）、ユーキャン（230本／3,450秒）、ハウス食品（206本／3,090秒）、興和新薬（190本／2,850秒）の順。

商品・サービス別のテレビCM本数は、上からユーキャン（230本／3,450秒）、シャープ サンビスタ（太陽光発電システム案内／152本／4,560秒）、グリー（よしもとアバターGET！キャンペーン告知／151本／2,265秒）、オービックビジネスコンサルタント（勘定奉行／146本／4,005秒）、ソフトバンクモバイル（白戸軒ラーメンプレゼント告知ほか／135本／2,340秒）の順となっている。