瑛太らワイルドな男が絆語る、「ワイルド7」初日舞台挨拶に豪華出演陣。

2011/12/22 01:42 Written by Narinari.com編集部

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映画「ワイルド7」の初日舞台挨拶が12月21日、東京・丸の内ルーブルで行われ、瑛太、椎名桔平、丸山隆平、阿部力、宇梶剛士、平山祐介、松本実のワイルド7のメンバーに加え、深田恭子、中井貴一、羽住英一郎監督、そして原作者の望月三起也が登壇した。

「ワイルド7」は、選び抜かれた元犯罪者たち7人の超法規的な警察組織、通称“ワイルド7”と凶悪犯たちとの戦いを描いたアクション・エンターテインメント。バイクアクション、ガンアクションといったまさに男臭く、とにかくワイルドな作品だ。  

舞台挨拶は女性客が会場を埋め尽くし、客席の後ろを通って登壇者が入場すると悲鳴にも似た大きな歓声に包まれ、瑛太をはじめとする面々は観客とハイタッチや握手をするなど、会場のボルテージは最高潮に。出演陣が舞台に上がると、アクションシーンが多く見事なチームワークで撮影に臨み、まさに今年の漢字にも選ばれた“絆”がさまざまなシーンで描かれた同作にちなみ、それぞれが印象に残っている“絆”についてトークを繰り広げた。

瑛太は「人とのつながりがあったから、今まで頑張ってこれたと思っています。みんなで力を合わせて前進していけたらいいと思います」と語れば、椎名は「ワイルド7のメンバーにある絆もカッコいいですが、僕は家族の絆を伝えたいですね。僕の演じたセカイは守るものの為に戦うワイルドな男ですから!」とコメント。

宇梶は「この作品は派手なアクションが魅力の一つだと思いますが、カッコいいアクションを撮影するには、それなりにセットが大変で時間がかかったりするんですよね。でも、その時間があったからこそ、仲間、スタッフの絆が強まったと感じています。ただ一人がただ一人の為に優しくするだけでも、世界は平和になっていくはず。だから、今日もこの作品を観て楽しんでもらえたら、その気持ちを他の人にも伝えてみて下さい」と熱弁を振るい、中井は「人は人にしか救えないと思っています。どんなに便利な世の中になっても、人は一人では生きていけないということを、この作品を通して感じてもらえればと思いますね。もし、お隣の方が知らない方だったとしたら、一言、声を掛けてみて下さい。きっと絆を感じるはずです」と、“絆”の大切さを説いた。

そして羽住監督は「女性にも楽しんでもらえるか、というのが最初の不安点でもありました。でも、今日は女性が多くて一安心ですね。最近は、草食男子や見た目は草食、中身は肉食というロールキャベツ男子なんて呼ばれる人もいるそうですが、ワイルド7は見た目も中身も肉食の、から揚げ男子でいきたいと思います!(笑)」と、不安が払拭された気持ちと作品のワイルドさをアピールした。

原作者の望月は「数十年前に僕のサッカーチームに入ってきた役者志望の青年が、いつか『ワイルド7』の飛葉役を演じたいと言っていました。その彼が、今ここにいる椎名さんです。飛葉役ではありませんでしたが、この約束を果たす事が出来て、本当に良かったと思います」と、椎名との“絆”を感慨深げに語った。

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