千秋ママに榎田がお口アーン、選手会イベントで“大きな赤ちゃん”に。

2011/12/12 02:34 Written by Narinari.com編集部

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日本プロ野球選手会は12月11日、子ども目線での社会づくりを応援するプロジェクトの始動に伴い、都内で「日本プロ野球選手会・キッズデザインフェスタ」を開催。中日の井端弘和内野手や野本圭外野手、日本ハムの木田優夫投手、多田野数人投手、ロッテの角中勝也外野手、巨人の鈴木尚広外野手、広島の石井琢朗内野手、廣瀬純外野手、阪神の榎田大樹投手ら現役選手と、ママ代表&阪神ファンのタレント千秋、ギャルママタレント日菜あこらが参加した。

2011年オフにスタートした今回のプロジェクトは、未来を担う子どもたちを生み育てやすい社会の実現のために700人の現役選手が力を合わせていくもので、キーワードは“キッズデザイン”。大人の目線だけで作られている日々の暮らしで使う製品によって、子どもが思わぬケガをしてしまうことがあるが、そうした環境を子どもの目線や基準で見つめ直し改善していくのが活動の趣旨だ。

この日は子どもの目線に立った社会づくりを共に誓うため、0歳児から12歳までの子を持つパパ、ママを親子で招待。選手やゲストとともにキッズデザイン製品を体験したり、キャッチボールを存分に楽しんだ。

小学校2年生の女の子を持つママでもある千秋は、自分の子どもとの関係を「対等な人間として扱っていて、友だちみたいな関係。でも他の人からはよく厳しいと言われます」とコメント。また、7月に子どもが生まれたばかりの中日の井端選手は「定期健診についていったとき、うちの子は、よその子どもよりカッコいいと思いました!」と、子育て論ならぬ“親バカぶり”を披露したが、「みんながそう思ってるよ」と一同から突っ込まれる一幕もあった。

続いてキッズデザイン製品コーナーでは、濡れた手で着用して顔にバチンとあたってしまうことがないよう、簡単にベルトで調節できる工夫がされたゴーグル(スワンゴーグル)や、子どもが乱暴に扱ってもペン先がつぶれにくく、キャップに穴があいているため、子どもが飲み込んでしまっても事故にならないサインペン(キンダ―マーカーたふっこ)などが登場。

さらに乳幼児が離乳食をより食べやすくなるよう形が工夫されたスプーン(ののじ味わいスプーン・シリーズ)の紹介では、よだれかけにガラガラを持った、大きな赤ちゃんに扮した阪神のルーキー榎田大樹投手がステージに上がり、これを見た阪神ファンの千秋は「うちの大事な選手に何をするんですか!榎田くん、嫌だったら断ってもいいんだよ!」と叫びつつも、ママに扮して実際にそのスプーンで離乳食を「おいちいでちゅか? たくさん食べて大きくなって来年勝ってね〜!」と檄を飛ばし、榎田投手も「千秋ママに食べさせてもらえるなんて光栄です!」と大喜びするなど、会場を大いに沸かせた。

そして子どもがもっとキャッチボールを気軽に楽しめるようにとの選手の想いから開発された、素手でもグローブでも楽しめる安全なキャッチボール専用球「ゆうボール」が紹介され、千秋は「小さい時はキャッチボールは当たり前だったけれども、今はあまり見なくなってしまいましたね。今日はぜひやってみたい」と、やはり阪神の榎田投手を相手に始球式に参加。念入りに打ち合わせをして、大きく振りかぶったボールは見事ストライクだった。

日本プロ野球選手会では、日本ハムの斎藤祐樹投手、楽天の田中将大投手、巨人の坂本勇人内野手ら若手から、ヤクルトの石川雅規投手、ロッテの渡辺俊介投手、阪神の鳥谷敬内野手ら親世代の選手までが、未来を担う子どもたちをどう育んでいくかの決意表明を「700人のキッズデザイン宣言」としてとりまとめ、近日発表していく予定だ。

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