沖縄美少女が仲間由紀恵に感激、“第2の仲間”へ「がんばります!!」。

2011/12/10 04:05 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


琉球王国を舞台にした3D映画「劇場版テンペスト3D」(配給:角川映画/2012年1月28日〜)の特別試写会が12月9日、公開に先立って沖縄で行われ、角川ホールディングスの角川歴彦取締役会長と吉村芳之監督、そして真鶴(仲間由紀恵)の少女時代を演じた田崎アヤカが登壇した。

「劇場版テンペスト3D」は日本、中国、列強欧米の狭間で揺れ動く19世紀の琉球王国を舞台に、男として生きる運命を背負った女が繰り広げる波乱万丈の物語。原作「テンペスト」(池上永一の歴史小説/角川書店)は2008年の刊行当初から瞬く間に多くの読者の心を捉え、舞台化、NHK BS時代劇でのドラマ化を経て、沖縄返還40周年を迎える2012年に3D映画として劇場公開される。主演は“1人2役”で仲間由紀恵が務め、共演は谷原章介、塚本高史、高岡早紀、GACKT、奥田瑛二ほか。

同作でメガホンを執った吉村監督(大河ドラマ「独眼竜政宗」「琉球の風」「北条時宗」など)は「僕が大河ドラマ『琉球の風』の演出をやったとき、副題に“ドラゴンスピリット”という名前をつけたんです。琉球文化の心、精神が、龍のように強いという意味でつけたのですが、本作で3Dがいちばん効果的なのは、その龍が飛び出してくるところです」と見どころを解説。そして「今、本当に元気をなくしている日本を元気にしていただきたい。琉球のみなさんに元気にしていただきたい、という僕らの心がこもっていると思ってください。来年は辰年で言わば琉球の歳です!南から北のみなさんを応援していただきたいと思っております」と呼び掛けた。

一方、ヒガリノや二階堂ふみらと同じ「沖縄美少女図鑑」の出身で、沖縄発の大型新人女優として期待される田崎は「自分の育った沖縄が舞台の素晴らしい作品に出演できたことを、すごくうれしく思っております」と喜びを語り、役柄の“大人時代”を演じた仲間由紀恵とは「衣装合わせの時に会って、すごく優しい雰囲気で、丁寧に話しかけてくれました。そのあとのリハーサルでは、仲間さんの少女時代をどのように演じたらよいかと、仲間さんの演技をずっと見ていました。とても尊敬している日本を代表する女優さんのそばで演技ができて、とても良い体験でした」と感激した様子で印象を語った。

作品の注目ポイントでもある3Dは初体験だったが、「何よりも驚いたのが“龍”が出てくる部分と“光”の部分です。龍のシーンは飛び出してくる龍を思わずつかみそうになりました(笑)」と、やはり龍のシーンには驚いたという。そして「第2の仲間由紀恵さんになれるように」と監督にハッパをかけられると、「がんばります!!」と笑顔で応えた。

また、同作でオバァ役を演じた沖縄女優・平良とみは、「いろいろ映画がある中で、この作品は沖縄人のしたたかさが出ている映画だと思います。こうした作品に出演できると、役者をしていてよかったなと思います。3DだとTVドラマのときとは、また違った迫力がありすごいですね。龍が私のところに本当に迫ってくる感じ。私は辰年の年女ですし、辰年の2012年にこの映画が公開になることも楽しみです」と試写後の感想を語った。

「劇場版テンペスト3D」は2012年1月28日(土)丸の内ピカデリーほか全国ロードショー。沖縄では1月14日(土)より先行ロードショーとなる。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.