「野球大好き」王貞治氏に密着、イチローや桑田氏が“人間的な魅力”語る。

2011/12/07 14:11 Written by Narinari.com編集部

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今年の日本シリーズで中日との激戦を制し、日本一に輝いた福岡ソフトバンクホークス。この球団の会長を務め、広く野球の発展に向けて活動を続ける王貞治氏に1年間密着したドキュメンタリー番組「王貞治 走り続ける人生」が、12月11日午後3時30分〜4時54分にRKB・TBS系列・全国28局ネットで放送される。

現役時代に世界記録となる通算868本のホームランを放ち、国民栄誉賞の初受賞者となった王氏。現役引退後も監督として手腕を発揮し、巨人、ダイエー(当時)を優勝に導いただけでなく、2006年のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)では日本代表チームを率いて世界一にも輝いた。選手として、監督として世界一となった王氏は71歳となったいま、福岡ソフトバンクホークス会長、世界少年野球推進財団理事長として全国を飛びまわり、精力的に活動を続けている。

そんな王氏の活力の源は、昔から変わらぬ「野球が大好き」という想いだ。番組では今年5月に被災地の釜石市や陸前高田市を訪ね、体育館やグラウンドで子どもたちと触れあい野球を通じて励ました様子や、7月に台湾で開催された世界少年野球大会などの活動にも密着。その情熱を伝えると共に、人生の節目で困難に直面しても克服し、前へ進み続ける王氏の強さに迫る。

番組のナビゲーターは「誰よりも王氏を尊敬している」という東山紀之が担当。東山は王氏の700号ホームランを実際に球場で見ていたそうで、今回は福岡Yahoo! JAPANドームの「王貞治ベースボールミュージアム」での対談も収録した。

ほかにも王氏のもとでプレーした経験を持つ桑田真澄氏、マリナーズのイチロー外野手、ソフトバンクの小久保裕紀内野手、阪神の城島健司捕手、元ソフトバンク監督代行の森脇浩司らが出演。桑田氏は王氏と対談、イチロー選手はWBCを通じて感じた王氏への特別な想い、そしてほかの面々も忘れられないエピソードを披露する。

同番組の渡辺貞紀ディレクターは「王貞治さんは言わずと知れた国民的英雄ですが、記録や功績だけではなく、なによりその人柄に、多くの方々が魅了されています。番組を通じて、王さんの人間的な魅力や揺るぎない信念に基づく生き方を伝えたいと思います」と見どころを語った。

誰からも愛される国民的ヒーロー・王氏の“人間としての魅力”とは――。すべてのプロ野球ファン必見の番組となりそうだ。

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