室内用物干しに挟まりピンチ、18歳女子学生が1時間動けず救急車呼ぶ。

2011/11/27 03:34 Written by Narinari.com編集部

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英国の大学寮で暮らす18歳の女子学生は先日、ひょんなことから思わぬ窮地に陥った。上から落ちてきた室内用物干しを体で受け止めてしまい、ワイヤー部分が頭をきれいにすり抜けてスッポリ。物干しに体を挟まれた姿は友人たちから大笑いされてしまったが、どうやってもこれが外れないとわかると一転パニック状態となり、救急車を呼ぶことになったという。

まさかのハプニングに見舞われたのは、ダービー大学に通う18歳の女子学生ダニエル・モーガンさん。英放送局BBCや英紙デイリー・メールなどによると11月20日の夜、寮で暮らす彼女は同室のリサ・スミスさんのベッドに乗り、乾いた洗濯物を取ろうとベッドの上にあった室内用物干しに手を伸ばした。そのとき、誤ってベッドから落ちたモーガンさんの頭に、室内用物干しも落下。すると、物干しの隙間を頭が絶妙にすり抜け、彼女は首から下を物干しに挟まれたような姿になってしまった。

びっくりしたモーガンさんは、助けを求めようと部屋を飛び出したものの、あまりに滑稽な姿に寮の友人たちは大笑い。友人の1人は、そのときの様子を動画に収めYouTube(//www.youtube.com/watch?v=K6daai8bm18)へと投稿しているが、友人の大きな笑い声を浴びてモーガンさんも恥ずかしそうにしている。友人がカメラを向けると、両手で顔を隠しはにかむモーガンさん。それでも、最初は友人たちと話をして、笑みも浮かべていた。

ところが、よほど首の部分にぴったりはまったようで、どうにかしようと数人がかりで物干しを動かすと、痛そうに「オー!」と大きな悲鳴を上げた彼女。これを見て、周りは再び大笑いとなっているが、どうにも外れないと悟った彼女はこのとき「パニックになった」そうだ。結局、面白がっていた友人たちではどうにもできず、救急車へ連絡してプロの救助を待つ運びになった。

こうして「1時間動けなかった」(デイリー・メール紙より)モーガンさんは、駆けつけた救急隊の手によって物干しが切断され、ようやく自由の身に。肩と首に打ち身が出来たものの大きなケガもなく、今となっては「笑っちゃう事故よね」(BBCより)と彼女もあっけらかんと話している。ただ英国では、今年9月に転倒して室内用物干しに首を挟まれ亡くなった男性のケースがあるそうで、今回は笑える事故で済んだ彼女も、これからはしっかり注意してもらいたいものだ。

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