車ローン返済金を犬がパクリ、吐き出させてお札の“再生”を試みる。

2011/11/17 06:55 Written by Narinari.com編集部

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先日、米フロリダ州に住む夫婦の飼い犬チューニーちゃん(チャウチャウ、ラブラドール、ブルドッグの雑種)は、とんだ“物”を食べてしまい、彼らを大変困らせてしまったそうです。

米放送局WJXTや米ニュースサイトのMSNBCなどによると、ジョー・ローレンソンさんと妻のクリスティさんは数週間前、1,000ドル(100ドル札×10枚)をキッチンのカウンターに残したまま仕事に出かけました。これは車のローンの支払いのために分けておいたお金で、あとで銀行に振り込もうと封筒に入れた状態で置いていたもの。しかし夫婦がいない間に、チューニーちゃんがこれを食べてしまったのです。

お昼休みに家に帰って来たジョーさんは、あるはずのお金が無くなっていたことに、まず空き巣を疑ったそうですが、ふと家の中に目をやると、あちこちに散らばっているお札の切れ端に目が止まりました。そしてそれを横目に、彼を純真無垢な瞳で見上げるチューニー……。

はじめは大きなショックを受けたクリスティさんとジョーさんですが、なんとかして1,000ドルを取り戻したい一心の彼らは、オキシドールをチューニーちゃんに飲み込ませ嘔吐させることに(※犬や猫が危険物質を飲み込んでしまった場合、この方法で体に害なく吐き出させることが出来るそうです)。

そして見事に胃の中のものを手に入れた夫婦は、これをキレイに洗浄して、今度は切れ端ひとつひとつをつなぎ合わせる作業に取りかかりました。必死になってお札を“再生”しようとする2人に、友人とジョーさんの母親は大笑い。そんな状況にもめげず、夫婦はなんとか繋ぎ合わせて9枚の復活に成功しました。

ただ、10枚目は紛失した部分が多く、通し番号がまったくわからない状態。銀行では交換してもらえないため、クリスティさんらはこうなった経緯を手紙にしたため、その現物と共に合衆国税務省に郵送し、再発行に望みをかけています。

ちなみにチューニーちゃん。子犬の頃から変なものを食べる癖があり、「以前はタバコを飲み込んでしまったこともあったっけ」とジョーさんは話しているそうです。

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