“欲しい子供の数”理想と現実、2人以上希望多数も「経済的に厳しい」。

2011/11/14 07:03 Written by Narinari.com編集部

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合計特殊出生率(1人の女性が生涯に産む子どもの数の推計)が1.39(2010年)と、少子化が進む日本。そうした状況の中で、母親のホンネでは何人くらいの子どもが欲しいと思っているのかを探るべく、妊娠・出産・育児支援コミュニティサイト「はっぴーママ.com」は「2人目の出産・子育てに関するアンケート調査」を実施した。

この調査は同サイト会員の830人を対象に行われたもの。まず、単刀直入に「子どもは何人が理想か?」とたずねたところ、最も多かったのは「3人」(54%)だった。これに「2人」(32%)が続き、以下、「4人」(6%)、「何人でも・できるだけたくさん」(6%)、「1人」(1%)、「5人以上」(1%)という結果になっている。多くの人が2〜3人が理想的と考えているようだ。

次に、「現在の子どもの数」を質問。すると、半数を超える59%が「1人」で、これに「2人」(30%)、「3人」(5%)が続いた。理想は2〜3人ながらも、実際に2人以上の子どもがいる人は4割弱にとどまり、理想と現実にギャップがあることがうかがえる。

そして子どもが1人以下の人に「2人目が欲しいか」をたずねると、「絶対に欲しい」(45%)、「できれば欲しい」(31%)に。その理由としては「自分自身きょうだいがいたから」(71%)、「社会性が身に付きそう」(62%)、「子どもに遊び相手ができるから」(61%)といった回答が上位に挙がった。

また、2人目を諦めているという人にその理由をたずねると、トップは「経済的に厳しいから」(75%)に。以下、「年齢的、体力的に不安だから」(42%)、「2人を育てられる自信がないから」(36%)、「性生活がないから」(25%)、「夫が欲しいと思っていないから」(19%)と続いている。

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