所有するゲーム機はDSが1位、ゲーム時間は「減った」が「増えた」上回る。

2011/11/09 06:45 Written by Narinari.com編集部

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カカクコムは11月8日、「価格.com」で実施した意識調査「2011年ゲーム最新事情!」の結果を発表した。

調査ではまず、「所有しているゲーム機器」について質問(複数回答)。その結果、普及率の高い「パソコン」(74.1%)、「携帯電話」(52.2%)が1位、2位となったが、いわゆる“ゲーム機”では「ニンテンドーDS」(48.7%)がトップとなった。これに「プレイステーション2」(41.6%)、「Wii」(36.2%)、「PSP」(29.6%)が続いている。また、昨今はスマートフォンでゲームを楽しむ人も増えているが、所有率において「スマートフォン」(28.5%)は「プレイステーション3」(27.5%)を上回る結果となった。

次に、実際にプレイしている「アクティブな端末」についてたずねると、「パソコン(※ブラウザゲームなども含む)」(22.5%)がトップに立ち、以下、「プレイステーション3」(13.6%)、「スマートフォン」(9.8%)、「Wii」(9.6%)、「ニンテンドーDS」(8.8%)、「PSP」(8.6%)、「携帯電話」(6.0%)と続いている。

この結果について、同社は「『プレイステーション3』を除くと、すべてのゲーム機が『スマートフォン』より少なく、『スマートフォン』が、従来のゲーム機に取って代わってきていることを示す好例」と分析。2008年10月の調査との比較では、「プレイステーション3の順位が浮上」「携帯ゲーム機の割合が減少」といった傾向を挙げている。

また、「1年前と比べて、ゲームに対するプレイ時間がどう変わったか」については、「やや減った」「とても減った」の合計が35.9%、「やや増えた」「とても増えた」の合計が17.0%となり、全体的に“ゲーム離れ”の傾向が浮き彫りに(※「変わらない」は27.6%、「まったくしなくなった」は7.5%、「もとからゲームをしない」は12.0%)。

そこで、プレイ時間が減少したと回答した人にその理由を複数回答でたずねると、「忙しくなってゲームをする暇がなくなった」(59.5%)が過半数を超えてトップ。これに「おもしろいゲームソフトが減った」(32.3%)、「ほかに趣味が出来た」(24.0%)、「ゲームソフトの値段が高い」(15.6%)、「課金をしなければゲームを楽しめない」(13.3%)と続いた。

逆にプレイ時間が増加した人にもその理由についてもたずねると、こちらは上から順に「おもしろいゲームソフトが増えた」(37.0%)、「熱中しているゲームソフトがある」(34.3%)、「『基本料金無料』『体験版無料』など手軽にゲームが始められるようになった」(27.5%)、「ゲームのための時間を多くとれるようになった」(22.3%)、「移動中などでもゲームができるようになった」(20.9%)などが続いている。

なお、「2011年ゲーム最新事情!」では、ほかに「ゲーム機別の好きなゲームジャンル」や「今後購入予定のゲーム機」などについての調査結果や総評も公開中だ。詳細は「//kakaku.com/research/report/057/」を参照。

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