大塚範一キャスターが「めざましテレビ」に“生出演”、闘病への決意語る。

2011/11/07 08:10 Written by Narinari.com編集部

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急性リンパ性白血病のため闘病することが発表された「めざましテレビ」(フジテレビ系)の大塚範一キャスター(63歳)が、11月7日放送の同番組に電話で生出演し、闘病に至る経緯や現在の状況、復帰の見通しなどを語った。  

大塚キャスターは病気発覚の経緯について「本当に何気なく首筋を触ったら『あれっ?ちょっとしこりがあるなぁ』と。普段ならまあ大丈夫かと思うんですが、何となく気になって、しばらく血液検査もしてないし、かかりつけのクリニックに行ったんですよ。そうしたら検査結果に異常がある、と言われて、すぐ精密検査に入って、あっという間の入院でした」と説明。現在、入院して6日目になるという。

今のところ「自覚症状も何もないし、数値が下がっているわけでもないし、皮下出血も発熱、貧血もない。ごく通常の体で元気いっぱい」とのこと。すでに骨髄液の採取や、いろいろな検査を進めており、「右首の横から中央静脈に向けてカテーテル」が入っているそうだ。

抗ガン剤の治療は7日から始まるものの、「その治療はかなり厳しい…状況になることもある。とにかく今元気なんでギャップが大きいんですよね。抗ガン剤がどういう体の変化をもたらすかというのが、まだ私にはわからない」と、現実として飲み込むことが難しい様子もうかがわせたが、「乗り切るのは個人の気力・体力ということなんで、それはもうしっかりと受け止めないといけないなと思ってます」と治療に臨む決意を語った。

ただ、「やっぱりこの病気を告げられると、さすがに、血液のがんですからね。ちょっと落ち込むところもあります」と素直な胸の内も吐露。病気を告げられたときは「何が何だかわからない。何が起こったんだろう」という気持ちだったそうだ。

また、病気の進行状況については、「どれくらい早期かはわかりませんけれども、比較的早く見つけられているということは、診察にあたってくださった先生方はおっしゃってくれてます。それだけを心の頼りにしてこれから頑張ろうと思ってます」と説明。「最近あんまり話題になっていないんで、“年の差婚”で話題になろうかと思っていたんですが、こういうことで話題になってしまって忸怩たるものがあるんですけどね」と、冗談を飛ばす余裕も見せた。

なお、復帰の見通しについては、「かなり厳しい治療が3クールほど続くんですね。だから出たり入ったり、出たり入ったりは何回かしなくてはいけないということで、完全復帰が可能なのは、3月、4月になるんじゃないかと思いますけれども」と、来春を視野に入れているという。

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