AKB48の元メンバーで、昨年9月に同グループを卒業した小野恵令奈が、新垣結衣や川島海荷らが所属する芸能事務所レプロエンタテインメントの一員として、芸能活動を再開することがわかった。事務所公式サイトおよび小野の公式ブログで報告している。

ブログの10月30日付けエントリー「ご報告」では、まず、「このたび、私小野恵令奈はレプロエンタテインメントに所属することになりました」と新しい所属事務所を紹介。そして、AKB卒業時に「一度自分を見直すために海外へ留学し、その期間は芸能活動を停止する」していたことを踏まえ、このタイミングで芸能活動再開という判断に至った経緯を「卒業してから私なりに、この先の人生を考えました。みなさんもご存知だと思いますが私はもっと広い世界を見たいと、真剣に留学を考えたこともあります」「でもやはり私はステージに立っていないと私らしく生きれないと気付きました。辞めて初めて気付くなんてバカですよね」と、心境に変化があったことを説明している。

また、再開にあたり「一番大きかった気持ち」は「ファンのみなさんにもう一度会いたいという消えない想いです」とも。エントリーの最後は「私、小野恵令奈はもう一度この世界でがんばることに決めました。今までと変わらず、応援していただけるとうれしいです」との言葉で締めくくっている。

小野は1993年生まれの17歳。2006年に「第二期AKB48追加メンバーオーディション」で大島優子や秋元才加、宮澤佐江らと共に合格し、チームKのメンバーとして活躍した。2009年の選抜総選挙では11位（メディア選抜入り）、2010年は15位（シングル選抜入り）。昨年9月の卒業後はしばらく表舞台から姿を消していたが、今年7月に突如公式ブログを開設し、「小野恵令奈 17さい これからどんな毎日がSTARTするのか 分からないけど みなさんと一緒に 歩んで行きたいと思います」などとつづっていたが、ブログはその後削除されていた。