ブラジルで農業を営んでいたという90歳の男性は、「女性は神が創った最高の存在」（英紙デイリー・テレグラフより）と語るほど、女性が大好き。そんな彼は、4人の女性と愛を育み続けた結果、50人以上の子どもに恵まれたそうだ。

この男性は、パラグアイに近い内陸の街カンポグランデで、現在幸せな生活を送っている90歳のルイス・コスタ・デ・オリベイラさん。仕事を引退し、穏やかな余生を過ごしている彼を囲むのは、50人の子どもに加え「100人以上の孫と30人ひ孫」というかけがえのない大人数の家族だ。「常に女性といたかった」と話す色気たっぷりなオリベイラさんは、これまでに結婚は2度しかしていないものの、結果的に4人の女性との間でこれだけの子どもをもうけた。

今よりも遥かに元気だった若かりし頃のオリベイラさんは、最初に結婚した女性との間に17人の子どもを授かった。この段階で、すでに大家族を築き上げていた彼だったが、残念ながら妻が若くしてこの世を去ると、その後現在の妻で64歳のマリアさんと再婚を果たした。そして、マリアさんとの間にも17人の子どもをもうけながら、神に感謝するほどの女性好きだった彼は、さらに禁断の関係も結んでしまう。

なんと、マリアさんの妹オゼリタさんにも女性の素晴らしさを感じてしまった彼は、彼女とも愛を育んだ結果「15人の子ども」を授かったそう。さらに、彼の目は自分より1歳年下の義母（マリアさん、オゼリタさんの母）にも移り、1人子どもを作ってしまったという。これで、合計50人の子どもを誕生させたオリベイラさん。しかも、悪びれる様子もなく「ほかに子どもがいるかもしれないな」というから、よほど多くの女性との愛を楽しんだモテ男だったようだ。

その結果、彼の血を受け継ぐ子孫たちは200人弱にまで広がり、オリベイラさんが「全員の名前は分からないよ」と認めるほどの大所帯に。かなりの時間が流れたとはいえ、母や妹とも子どもを作られた妻マリアさんの胸中が最も気になるところだが、彼女からすればそれでも充分幸せな結婚生活を送ってきたようだ。

「彼の唯一の趣味は愛し合うことよ」（英紙サンより）とサラリと話したマリアさんは、「決して手を上げなかったし、いつも子どもの世話を良くしてくれた」と人柄の素晴らしさを讃えている。その上で家族も「彼に何も求めなかった」と話し、この一家は自然に愛を与え合うことを良しとして、安定した家族関係を築いて来たようだ。