米アップルのスティーブ・ジョブズ会長が死去、CEO辞任から1か月半。

2011/10/06 10:21 Written by Narinari.com編集部

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米アップルは10月5日(日本時間6日)、スティーブ・ジョブズ会長(56歳)が死去したと発表した。

ジョブズ氏は2004年に膵臓がんを告白し、腫瘍を摘出手術。2008年にはホルモンバランスの異常により体重が激減し、2009年にはやはり病気療養のため約半年間にわたり休職して肝臓の移植手術を受けた。

そして今年1月からは病気療養に専念するため休職。8月にはCEO(最高経営責任者)の辞任を発表し、後継者にCEO臨時代行を務めていたティム・クック氏を指名していた。


☆ティム・クックCEOが全社員にメール

ジョブズ氏の訃報を受け、ティム・クックCEOは下記のメールを全社員に送信した。

※※※ ※※※ ※※※

皆さんにとても悲しい知らせをお伝えしなくてはなりません。スティーブが今日早く他界しました。

Appleは先見と創造性に満ちた天才を失いました。世界は一人の素晴らしい人物を失いました。スティーブを知り、共に仕事をすることができた幸運な私たちは、大切な友人と、常にインスピレーションを与えてくれる師を失いました。スティーブは彼にしか作れなかった会社を残しました。スティーブの精神は永遠にAppleの基礎であり続けます。

Appleの社員を対象に、スティーブの非凡な人生を思い出し、語り合う場を近く設ける予定です。それまでの間、みなさんの思い出やお悔やみの言葉をEメールで送ってください。

スティーブの死への悲しみ、彼と一緒に仕事をすることができたことへの感謝は、言葉では表しきれません。彼があれほど愛した私たちの仕事にこれからも私たち自身を献身的に捧げることで、彼の思い出に敬意を払いたいと思います。

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