石丸謙二郎が“洞窟愛”熱く語る「洞窟の話をしだしたら、一晩かかるよ」。

2011/09/07 08:07 Written by Narinari.com編集部

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巨大な洞窟で繰り広げられる脱出劇を描いた映画「サンクタム」(アリスター・グリアソン監督/9月16日 TOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国ロードショー)の公開記念トークショーが9月6日、都内で行われ、石丸謙二郎、ココリコの田中直樹、吉澤ひとみの3人が出席した。

“聖域(サンクタム)”を意味するタイトルの同作は、南太平洋に浮かぶ島に存在する、熱帯雨林の奥地に広がる洞窟が舞台。地球上で最も大きく、最も美しく、最も近づきがたいその場所の謎を解き明かそうと探検隊が洞窟内を調査していたところ、地上に巨大サイクロンが襲来し唯一の出口をふさがれてしまう。洞窟が海につながっている可能性を信じ、暗く冷たい穴の中を奥へ奥へ進む探検隊に待ち受けているのは――というストーリーが繰り広げられる。製作総指揮は「アバター」などのジェームズ・キャメロンが務めた。

トークショーでは、「世界の車窓から」のBGMに乗って颯爽と登場した芸能界一の“洞窟通”石丸が、洞窟への愛情を熱弁。また、石丸と一緒に洞窟に潜ったことがあるという田中は「石丸さんと洞窟に潜ったとき、石丸さんは地形をすべて把握しているからあちこちの穴に入っていって姿が見えなくなるんです! この先になにがあるか知りたくなるのは人間の欲求なのかな」とそのときの様子を振り返る。

そんな石丸曰く「洞窟には……何もないんだよ!」。しかし、だからこそ「何もない無機物の世界、幽霊すらいないようなこんなクリアな世界は無いし、そこに自ら進んでいくことが素晴らしいんだ!」と洞窟の魅力を熱く語った。

MCから「こんな人と一緒に洞窟に潜りたくないというのはありますか?」と質問されると、石丸は「私は長嶋茂雄さんのような方ですかね、インスピレーションで判断しているような気がするので。でも長嶋さんのような楽天的で明るい方は探検家にとても必要なんですよ!」と探検家としての資質に触れながら名前を挙げた一方で、田中は「僕は……石丸さんですかね。やはり詳しくて頼りになるのは良いのですけど、すぐに姿が見えなくなってしまうので……」と、一緒に洞窟探検をした石丸の名前をあえて挙げる一幕も。

逆に、吉澤は「一緒に潜りたい人」について聞かれ、「やっぱり石丸さんや田中さんのような経験者が良いですね」と2人の名前を挙げ、ここに洞窟探検部「チームサンクタム」を結成するプランが浮上した。

ちなみに、石丸の“洞窟愛”は相当なもので、「洞窟の話をしだしたら、一晩かかるよ。今も友人が三重で発見されつつある新しい洞窟にもぐっているけど、僕も行きたいね!未だに新しい穴が発見されるなんて素敵でしょ。洞窟というか地球は穴がたくさん!!」とのこと。このイベントの待ち時間も一緒にいた田中は「(待ち時間の間もずっと)石丸さんは洞窟の話をしていたんです。洞窟のお話をされているときは全然息継ぎをされないんです!」と、その“洞窟愛”に圧倒されていたようだ。

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