「野良パンダが大暴れ」電光交通標識メッセージがハッキングされる。

2011/09/06 15:40 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


米アリゾナ州で先日、左折禁止を呼びかける電光交通標識がハッキングされ、“野良パンダが大暴れしている”という内容のメッセージに書き換えられる事件が起きました。

米紙アリゾナ・デイリーサンなどによると、事件が起きたのはフラグスタッフという街にある交差点でのこと。午前3時過ぎ、道路脇に設置された臨時電光交通標識サインの表示が書き換えられていると、警察に連絡が入りました。警察が確認すると、そこには“Rogue Panda on Rampage”(野良パンダ大暴れ)というメッセージが表示されていたのです。

当局によると、標識のメッセージを変更するには特殊な機材が必要とのことですが、何者かがこの機材を使い、標識サインをハッキングしたとのこと。これを受け、フラグスタッフ警察のケン・コック巡査は「パンダが問題を起こしているという事実は今のところない」と、コメントを発表したそうです。

ちなみに当局はハッキングされたメッセージを元に戻すのに手間取り、“野良パンダ”を警告するサインは、8時間ほどそのまま放置されてしまいました。朝の通勤でこの交差点を通過した車は約500台ほどあったそうで、彼らのリアクションがどのようなものだったのかは、ちょっぴり気になるところです。

また、先のコック巡査は、「仮にパンダを目撃した場合は、絶滅の恐れがある動物でもあるので、ただちに通報して下さい」とも語っています。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.