1分超える緊迫の犬猫睨み合い、じわりと距離を詰めた2匹の決着の行方は?

2011/08/29 06:30 Written by ナリナリ編集部

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ロシア語で“戦う猫”とタイトルが付けられた、犬と猫の緊迫の睨み合いを捉えた動画(//www.youtube.com/watch?v=pMUUIisvnjY)がYouTubeへ投稿され、ジワジワと人気を呼んでいる。米ソーシャルニュースサイトのredditや米ニュースサイトのハフィントンポストなどで紹介されたことをきっかけに、25日頃から急速に再生回数を伸ばしているようだ。

この動画は24日に投稿されたもので、舞台は歩道の脇に広がる芝生や花が植えられたのどかな一角。この場所で出会ってしまった犬と猫が、お互いに敵意を感じたのか睨み合いを始めてしまい、ジリジリと距離を詰めて行く様子が緊迫の映像として記録されている。

当初は相手の出方をうかがうように、距離を取ってお互いをジッと見つめる2匹。その状況に先手を打ったのは猫だった。周囲を警戒するように辺りを見回しながら、ゆっくりと足を動かして犬のほうへ接近していく。すると、“お座り”の姿勢で猫を睨んでいた犬も、これに呼応するように両足を前へ出し、身を乗り出すような体勢になった。

そして、互いの距離が2、3メートルくらいまでに近付いたかというときに、犬もついに身を起こし、両者とも臨戦態勢に入る。2匹が出会ってからここまで約45秒が経過。すると、歩みを進めていた猫も一触即発の状況と気付いたらしく、右前脚を上げたままピタッと止まり、そこから動きが無いまま10秒、20秒と対峙が続き、静かな睨み合いは1分30秒のラインも突破した。

いつまでこの状態が続くのか――。と、やきもきしたくもなる頃合いに、突如、張り詰めていた空気が一気に切り裂かれる。先に仕掛けたのは、それまでゆっくり間合いを縮めていた猫ではなく、静かに様子をうかがっていた犬のほうだった。

俊敏な動きで猫に駆け寄る犬。勇猛果敢に攻撃を仕掛けたかに思われたが、ダッシュしたはずの犬は猫の威圧感に負けたのか急ブレーキ。すかさず猫がパンチを繰り出して逆襲に出たところ、犬は体を後方に一回転させられ完敗ムードとなり、あとは猫から必死で逃げるしかなかった。

睨み合い続く重苦しい空気が一転、あまりにも一方的であっけないこの結末。一部始終を見守った撮影者は笑いを抑えきれず、大笑いしてしまっている。最後には笑みがこぼれてしまうであろう緊迫の犬と猫の睨み合い動画、皆さんもぜひご覧になってみてはいかがだろうか。

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