「シーチキン」の生みの親、前はごろもフーズ会長の後藤磯吉さんが死去。

2011/08/26 06:54 Written by Narinari.com編集部

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前はごろもフーズ会長の後藤磯吉さんが8月22日、老衰のため92歳で亡くなった。後藤さんは日本におけるツナ缶の定番「シーチキン」の名を発案した“生みの親”として知られ、藍綬褒章(1975年)や勲三等瑞宝章(1989年)を受章。日本缶詰協会の会長なども務めた。

後藤さんは1947年に、はごろもフーズの前身である後藤物産を創業者の先代から引き継ぎ、代表取締役社長に就任。同社はその後、1958年にツナ缶に名付けた商品名の「シーチキン」を商標登録、1962年にはマカロニ・スパゲッティの製造販売に乗り出すなど、業績の拡大に手腕を発揮した。

同社は現在、「シーチキン」を中心に、各種缶詰やパスタ、無菌包装米飯など、1,000種類以上の製品を製造販売している。

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