名古屋・栄発のアイドルグループSKE48のメンバーで、昨年1月から足のけがのため長期休養していたチームSの松下唯が、9月末で同グループを卒業することがわかった。SKE48の公式サイトで報告している。

8月25日に掲載された「松下唯卒業のご報告」によると、松下は「ケガからの復帰に向け手術しリハビリを重ねてまいりましたが、完治への道のりは長く、再発の不安から本人が熟慮を重ねた結果、SKE48を卒業し新たな人生を歩んで行く事を選択致しました」とのこと。そして「今まで松下唯へのご声援、誠にありがとうございました。そして卒業まで短い期間ですが、新しい人生を歩む彼女への応援今後も宜しくお願い致します」と感謝の言葉をつづっている。

また、26日には公式ブログのエントリー「ありがとう」を更新。「突然の発表になってしまい本当にすみません…」とファンにお詫びした上で、「この決断をするまでに色々考え、親や事務所の方ともたくさん話し合いました」と経緯を説明し、「握手会などで『待っているよ』と声をかけてくださって本当に嬉しかったです」「こんなにも休んでいたのに待っていてくださる方がいるんだととても支えになりました」と、休養中の胸中を明かしている。卒業については、「私にとって新しいスタートだと思っています」と、すでに気持ちは前向きに切り替えられているようだ。

松下は2008年7月に「SKE48オープニングメンバーオーディション」の最終合格者22人に選ばれ、同年10月に選抜メンバー16人の1人としてデビュー。しかし、昨年1月から両足首の離脱性骨軟骨炎の治療・リハビリのため活動を休止していた。