米Googleがモトローラの携帯端末部門を買収へ、総額約125億ドルで。

2011/08/16 02:27 Written by Narinari.com編集部

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米Googleは8月15日、携帯端末大手のモトローラ・モビリティを約125億ドル(約9,587億円)で買収すると発表した。買収後もモトローラ・モビリティは独立した別の事業者として運営を続け、Googleが展開するAndroidの1ライセンシーという立場を維持。Androidも現状通りオープンなプラットフォームとして継続していく。

発表によると、今回の買収の目的は、競争が激化するスマートフォンなどのモバイル・コンピューティングの分野における競争力を強化するため。買収額の約125億ドルは1株あたり40ドルの計算で、これは8月12日時点のモトローラ・モビリティの株価に63%上乗せした金額となる。

今回の買収についてGoogleのラリー・ペイジCEOは「モトローラ・モビリティはAndroidに深い関わりを持っており、両社が一緒になるのは自然なこと」とコメント。そして両社が共に歩むことで「驚くべきユーザー体験」を創造していくとしている。

買収は米国と欧州の認可や、モトローラ・モビリティの株主の承認などを経て、2011年末、もしくは2012年前半に完了する見通しだという。

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