「プロの女優さん」北川景子が芦田愛菜を絶賛、アニメ映画の声優挑戦で。

2011/08/15 16:07 Written by Narinari.com編集部

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来年1月7日より全国公開となる、世界9,200万部の大ベストセラーをアニメ映画化した「マジック・ツリーハウス」の公開アフレコが8月15日に都内で行われ、兄妹役でダブル主演を務める女優の北川景子と人気子役の芦田愛菜が収録に臨んだ。

「マジック・ツリーハウス」は、世界の子どもたちのクチコミで人気に火が付いた世界的な児童書シリーズ。日本でも2002年の初版以来、30巻350万部のベストセラーとなった。また、その人気から世界中より映画化のオファーが殺到した中、著者のメアリー・P・オズボーンが日本版のイラストを絶賛。「これなら原作のイメージにピッタリ」と世界で初めて日本が映画化権を獲得し、公開が決定した。

少年“ジャック役”で声優初挑戦となる北川は「最初は分からず手探りでやっていましたが、皆さんに助けて頂きながら撮り終えました。普段は体を使ってお芝居をしているので、頷いたり、振り向いたり、走る動作を声で演じなければいけないので難しかったです。また、声の距離感も難しかったです」と声優の難しさを感じたそう。

芦田については「愛菜ちゃんとは一度共演していたこともあり、兄妹役をちゃんとできるのではないかとも思っていました」と安心して収録に臨んだようで、「普段普通に接していると年相応な可憐な少女なんですが、いざお仕事になると集中力があり子役さんと呼ぶのも失礼で、プロの女優さんだなと思います。色々こちらもお勉強させていただきました」と、芦田の“女優魂”に感服したという。

ジャックを演じるにあたっては「一見、内気でシャイに見えるんですが、いざという時にはすごい力を発揮する勇気のある持ち主なので、そういう面が出るといいなと思って演じてました。(ジャックは)8歳ですから、ちゃんと子どもの声に聞こえなければいけなかったので、いつもより元気いっぱいな声を出していました。子どもの可能性や元気さ、みずみずしさを感じられたので、そこを見ていただきたいです」と見どころを語った。

一方、妹“アニー”役の芦田は「距離感を考えたり、『やったー!』と言うところで、手をたたいてしまい注意されてしまいました(笑)元気なところや冒険が大好きなところは、(自分が)アニーに似ていると思いました」とコメント。北川については「優しいお姉さんです!」とのことだ。

また、作中でジャックとアニーが時空を超えた旅に出ることにちなみ、「“マジック・ツリーハウス”があったらどんな世界に行ってみたいですか?」と聞かれると、北川は「物語の中では2人は過去に行くんですが、未来に行ってみたいです。自分の子どもや孫をみてピンチの時は救ってあげたいです」、芦田は「マンモスのいた時代に行ってみたいです。それで、ポコンポコンってなっている(丸くて大きな)お肉を食べてみたいです!」とそれぞれの思い描く“旅”を披露した。

最後に、「今後、挑戦したいことは?」と問われると、北川は「声優は難しかったですが楽しかったので、これから機会があれば挑戦していきたいです」と声優の仕事にも意欲をチラリ。また、芦田は「本が好きなので、自分で読むだけじゃなく、皆に本を読んであげたいです!」と元気いっぱいに答えた。

アニメ映画「マジック・ツリーハウス」は、2012年1月7日(土)新宿ピカデリーほか全国ロードショー。

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