美人コンテスト優勝300回、「引退」を決意した少女はなんと6歳。

2011/07/17 10:25 Written by Narinari.com編集部

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米国の美人コンテストで、エントリー数、競争率ともに高いのが幼稚園や小学校に通う子どもたちを対象にしたもの。女の子だけではなく、参加者の1割程度が男の子だと言いますから、男女問わず幼くして美を競っているのです。

そんな幼い子どもたちの美人コンテストの世界に迫るリアリティ番組が、米ケーブル放送局TLCの「トドラー&ティアラ」。そこには我が子を優勝させようと、きらびやかな衣装に大金を投じたり、大人顔負けのヘアとメークを施したり、日頃から愛想の良い笑顔と立ち振る舞いを習得させたり……と、熱心に美人コンテストの優勝を目指す親の奮闘ぶりが取り上げられています。

この「トドラー&ティアラ」にも登場し、数々の美人コンテストに挑んできたというエデン・ウッドちゃんは、まだ6歳ながら、優勝実績が300もある美人コンテストのプロ。その彼女が、このたび「引退」を決意したというのです。

しかしエデンちゃんは今後、華やかな世界から身を引くわけではなく、母親のミッキーさんによると「過去に美人コンテストからさらに有名になった数々の『偉人』に続こうとしている」のだそう。

その「偉人」たちの例として、ミッキーさんは元トークショー司会者で長年「世界で最も影響力のある女性」とも呼ばれた、オプラ・ウィンフリーの名を挙げています。

エデンちゃんは、まず、自分をモデルにしたフィギュアの制作・販売、さらに今までの人生を振り返った伝記の出版などを予定しているそうです。また、レコード・デビューも計画中で、すでに米中西部のショッピングモールを回る“ツアー”の経験もあります。

ミッキーさんは「彼女にセレブになることが大切だと教えているわけじゃない」ときっぱり。しかし、小さい頃から「容姿の良さ」が最大の取り柄であると教えられ育ってきたエデンちゃんのような子どもたちの将来を心配する声も多く、彼女の“引退”を報じた米放送局ABCのコメント欄やTwitter、ソーシャルブックマークなどには、ミッキーさんの方針を懐疑的に見る言葉が並んでいます。

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