2011年上半期のCMキング＆クイーンは誰なのか――ニホンモニターは7月14日、「2011上半期タレントCM起用社数ランキング」を発表した。

この調査は日本テレビ、TBS、フジテレビ、テレビ朝日、テレビ東京（東京地区地上波オンエア分）を対象に、テレビCMに出演している男女タレントの起用社数を調べたもの。番組宣伝や本人出演のCD／DVD、映画CM、PV出演での露出などは除いている。その結果は次の通り。

◎男性タレントCM起用社数ランキング（上半期）
［14社］石川遼
［11社］向井理
［10社］櫻井翔（嵐）、二宮和也（嵐）
［9社］相葉雅紀（嵐）、木村拓哉（SMAP）、佐藤健
［8社］イチロー、大野智（嵐）、松本潤（嵐）、三浦春馬
［7社］加藤清史郎、香取慎吾（SMAP）
［6社］阿部寛、草なぎ剛（SMAP）、佐藤隆太、玉木宏、中居正広（SMAP）、長瀬智也（TOKIO）、長友佑都、マツコ・デラックス

男性タレント部門では、2009年と2010年の年間ランキングで2年連続1位を獲得したプロゴルファーの石川遼選手がトップ。今年もすでに14社に起用されるなど、頭一つ抜け出している。加えて9月には20歳の誕生日を迎えるため、アルコール業界からのオファーも届きそうで、年間ランキング3連覇への視界は良好だ。2位は、毎年1、2位の常連である木村拓哉を抑えて向井理が躍進。全体的にはメンバー全員が8社以上でランクインしている嵐の人気の高さがうかがえる結果となった。


◎女性タレントCM起用社数ランキング（上半期）
［13社］上戸彩
［11社］板野友美（AKB48）、大島優子（AKB48）、篠田麻里子（AKB48）
［10社］ベッキー
［9社］芦田愛菜、小嶋陽菜（AKB48）、高城亜樹（AKB48）、高橋みなみ（AKB48）、前田敦子（AKB48）、宮澤佐江（AKB48）
［8社］吉瀬美智子、佐々木希、指原莉乃（AKB48）、渡辺麻友（AKB48）
［7社］相武紗季、天海祐希、綾瀬はるか、柏木由紀（AKB48）、菅野美穂、北川景子、倉持明日香（AKB48）、仲間由紀恵、真矢みき

女性タレント部門では、上戸彩が抜群の安定感で13社に起用され、CMクイーンの座をキープ。しかし、2位以下には多くのAKB48のメンバーが僅差で控えており、下半期にかけて熾烈なクイーン争いが繰り広げられそうだ。注目は昨年のランク外から一気に上位へ食い込んできた芦田愛菜ちゃん。「マルモのおきて」（フジテレビ系）やNHK大河ドラマ「江」への出演で上半期は高い注目を集めただけに、下半期さらなる躍進も期待できそうだ。