6月も終盤に差し掛かり、沖縄や九州南部は例年よりも早く梅雨明けが発表されるなど、夏本番はもうすぐそこ。そんな夏、肌の露出が増える女性が気になることのひとつがムダ毛の処理だ。脱毛器「no!no!HAIR（ノーノーヘア）」を販売するヤーマンは、そうしたムダ毛処理の実態を調査するべく「2011年夏のムダ毛処理に関する意識調査」を実施した。　　

この調査は首都圏在住の15〜49歳男女800人を対象に行われたもの。震災後の節電による影響などもあり、例年以上に今年は“暑い夏”になると予想されているが、この調査では10〜40代女性の半数以上が「胸元のボタンを開けたり、襟ぐりのゆったりした服を着る機会」が増えそうだと回答した。さらに、41.6％の女性が「肌を露出する機会」が増えそうだと答えており、例年に比べて素肌を見せる機会の多い夏となりそうだ。

それだけに、気になってくるのがムダ毛の処理。「今夏はどのくらい必要性を感じているか」について、例年の夏との比較をたずねたところ、10〜20代女性の32.0％が「例年以上に必要性を感じている」と回答した。「必要性を感じているが、例年と同じぐらい」は55.0％だが、「必要性を感じているが例年ほどではない」は7.0％、「必要性は全く感じていない」は6.0％と、「必要ない」派は少数となっている。

では、女性はどれくらいのペースでムダ毛の処理をするのだろうか。今夏予定している女性に「予定処理頻度」をたずねたところ、「ほぼ毎日」は15.1％、「2〜3日に1回」は42.4％と、6割近くが3日に1回以上と答えている。処理する場所は98％とほぼ全員が「自宅」と回答。自宅処理に欠かせないムダ毛処理グッズに求めるものとしては「手軽にできる」（82.5％）、「価格」（66.4％）、「仕上がりがキレイ」（47.7％）が3大条件として挙げられている。

また、自身でムダ毛処理する際に困ることとして、約8割の女性が「またすぐに生えてきてしまう」（78.9％）ことを挙げ、自宅処理の最大の課題であることが浮き彫りとなった。これに「キレイに処理できない」（54.7％）、「埋もれ毛になってしまう」（37.7％）が続いている。

さらに、この調査では“女性が気になるムダ毛の部位”“同性から見た女性の気になるムダ毛の部位”“男性から見た女性の気になるムダ毛の部位”と、3つの角度から部位について質問。すると、すべてで「ワキ」が圧倒的な1位となった。

ちなみに、男性は女性のムダ毛についてどのように感じているのだろうか。この点について「今年の夏は女性に対して、ムダ毛処理をして欲しいと感じますか？」とたずねたところ、「エチケット程度に処理はしてほしい」（75.4％）がダントツで、これに「徹底的に（ツルツルに）してほしい」（11.8％）を加えた約9割が女性のムダ毛処理を望んでいるという結果になっている。

そして「どんな美女でも、ムダ毛が目立つと幻滅しますか？」との質問には、「おやっ、と思うが幻滅はしない」（40.7％）がトップに立ったものの、「ひどく幻滅する」（12.5％）と「やや幻滅する」（34.5％）を合わせると男性の2人に1人が「幻滅する」と感じているなど、シビアな現実が浮き彫りとなった。