これまで本田圭祐選手やパク・チュヨン(朴主永)選手などの獲得が噂されてきた英プレミアリーグの強豪リバプールが、今度は“猿マネ”で日本でも話題を集めたキ・ソンヨン(奇誠庸)選手の獲得に興味を示しているという。
英スポーツメディア・トークスポーツによると、リバプールは獲得を目指していたブラックプールのMFチャーリー・アダム選手との移籍交渉が不調に終わり、その代わりとしてキ・ソンヨン選手を候補に挙げているとのこと。現在22歳の同選手は韓国代表として38試合に出場、2009年に移籍したスコットランドのセルティックでは45試合に出場し4得点(セルティック公式サイトより)をマークしている。2010−2011シーズンは、今年5月21日に行われたスコティッシュカップ決勝戦でミドルシュートを決めてチームの優勝に貢献するなど、中心選手として活躍した。
また、同紙はリバプールがサンダーランドへの移籍が秒読み段階と報じられている全南ドラゴンズのFWチ・ドンウォン(池東源)選手にも興味を持っていることを伝えている。同選手のサンダーランド移籍にはまだ英国の労働許可証取得問題など不透明な部分が残されており、リバプールが横やりを入れてくる可能性もあるという。リバプールとしては同じポジションのアンディ・キャロル選手やルイス・スアレス選手のバックアップとして獲得したい目論見があるようだ。
なお、リバプールは今夏、すでにサンダーランドのMFジョーダン・ヘンダーソン選手を獲得するなど、着々と補強を進めている。