森永製菓は6月6日、90年代まで発売していた氷菓「みぞれバー」を期間限定で復刻すると発表した。発売は6月13日で、8月までの夏季限定。価格は126円（税込み）。

「みぞれバー」は、“みぞれ氷をもっと手軽に食べやすく”“カップのみぞれアイスを、バーにできないか”というコンセプトのもと、1973年に発売された氷菓バー。グレープフルーツ味から始まり、順次フレーバーを追加ながら同社の大人気商品となったが、1999年に26年の歴史に幕を下ろした。しかし、その後同社には「また食べたい」との要望が寄せられるようになり、そうした声に応える形で、2009年には12本入りの箱入りタイプで「グレープフルーツ＆アプリコット」「グレープフルーツ＆マンゴー」が復刻発売されたことがある。

今回は100mlの1本売りタイプでの登場。グレープフルーツ果汁を100％に改良し、1本を食べきれるように苦味・酸味と甘さのバランスを調整した。消費者には懐かしさを感じてもらいつつも、現代の嗜好に合わせた品質（自然な美味しさ、本格的な味わい）に仕上げている。

ターゲットは「小学生の時にみぞれバーを食べていた」30代男女。ドンピシャな世代はもちろん、「みぞれバー」未体験の世代も、この夏は「みぞれバー」のザクザク食感を楽しんでみてはいかが？