PRキャラ1位は「お父さん犬」、地域部門のトップは「ひこにゃん」に。

2011/06/02 16:27 Written by Narinari.com編集部

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RJCリサーチは、企業や地域のPRキャラクターを一般消費者が評価する「第1回PRキャラクター・ブランド調査」を行い、その結果を発表した。総合ナンバーワンにはソフトバンクの「お父さん犬」が輝いている。

この調査は15〜69歳の男女8,316人を対象に行われたもの。近年、企業や団体の広報、商品やサービスの宣伝、地方の町おこしなど、さまざまなシーンでキャラクターが活用されており、そうしたキャラクターを一般消費者がどのように見つめているのかを“総合力”という形でランキング化したのが今回の調査だ。

具体的にはまず2,000人に事前調査を行い、想起率の高いキャラクター300を選定。その後、PRキャラクターを「PR認知力」「和みイメージ」「独自イメージ」「活発イメージ」「洗練イメージ」「イメージアップ力」「イメージ波及力」の7つの角度から一般消費者に評価してもらい、その7指標を独自の手法で積み上げて総合力とした。なお、調査の対象には、PRを主目的としないアニメなどのキャラクターは含まれていない。

総合力ランキングのベスト10は次の通り。

◎総合力ランキングベスト10(RJCリサーチ調べ/数字は総合力スコア)

1位 お父さん犬(SoftBank)92.4
2位 ASIMO(本田技研工業)82.7
3位 ペコちゃん(不二家)79.8
4位 カールおじさん(明治製菓「カール」)76.1
5位 アフラックダック/まねきねこダック(アメリカンファミリー生命保険会社)75.0
6位 ポン・デ・ライオン(ミスタードーナツ)74.3
7位 キョロちゃん(森永製菓「チョコボール」)73.8
8位 なっちゃん(サントリー「なっちゃん」)72.6
9位 キユーピー(キユーピー)72.5
9位 たらこキユーピー(キユーピー「あえるパスタソース たらこ」)72.5

総合1位の「お父さん犬」は“独自性”と“和み”のイメージが非常に強く、また、広告量の多さから“認知力”もトップとなり、その座を不動のものに。2位の「ASIMO」は、洗練された独自性のあるデザインで、イメージアップに繋がる強い印象を消費者にもたらしているようだ。昔ながらのキャラクターの代表としては、“和み”イメージを持つ「ペコちゃん」が3位にランクインした。


この調査では地域のPRキャラクターについてもランキング化している。地域部門のベスト10は次の通り。

◎地域部門ベスト10(RJCリサーチ調べ/数字は総合力スコア)

1位(総合12位)ひこにゃん(滋賀県彦根市 国宝・彦根城築城400年祭)71.5
2位(総合32位)せんとくん(奈良県 平城遷都1300年記念事業)65.2
2位(総合32位)モリゾー/キッコロ(愛知万博)65.2
4位(総合35位)駅長たま(和歌山電鐵貴志駅)64.5
5位(総合89位)まんとくん(平城遷都1300年記念事業)53.3
6位(総合104位)ノッポン(東京都・東京タワー)51.1
7位(総合114位)ソラカラちゃん(東京スカイツリー)50.4
8位(総合127位)しまさこにゃん(ひこね「街の駅」戦国丸)49.2
8位(総合127位)ヨネギーズ(鳥取県米子市)49.2
10位(総合138位)むすび丸(宮城県)48.2

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