先日、米フロリダ州ブラデントンにある百貨店「シアーズ」で、従業員の18歳の男性が逮捕される一件がありました。米紙サラソタ・ヘラルド・トリビューンなどによると、この男性、仕事場から万引きした靴を履いて、何食わぬ顔で普段通りに出勤してきたというのです。

もちろん百貨店の従業員なら、“社員割引”のような制度を使ってお店の商品を購入することは珍しくなく、男性が百貨店に陳列されている靴と同じものを履いていたとしても、盗んだという証拠にはなりません。

しかし彼の場合、靴を万引きしている様子がバッチリ防犯カメラに記録されていたのです。これが動かぬ証拠となりました。

さらに身柄を確保後、靴の中から小型拳銃も発見されたそう。それで何をするつもりだったのかは定かではありませんが、百貨店などの公共施設内に武器を持ち込むことは違法行為。これについても別件で起訴されることとなりました。

ちなみにこの男性、以前にも同じように万引きをしたことを認めたとのこと。警察はさらなる余罪もあると見て捜査を進めています。