日本ハムの高橋信二捕手が巨人へ、出場機会考慮で生え抜きのベテラン放出。

2011/05/09 20:29 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


日本ハムは5月9日、巨人との間でトレードが成立し、高橋信二捕手の移籍が決定したと発表した。交換要員はなく、金銭でのトレードとなる。

今回の移籍について、高橋選手は「入団から14年と少し、様々な経験をさせていただき、チームならびに球団には感謝の気持ちでいっぱいです。愛着のあるチームを離れるのは寂しいですが、新しいところで一生懸命プレーする姿を見ていただけたら有難いと思います」とコメント。

また、日本ハムの山田正雄GMは「ファイターズ一筋にプレーし、三度のリーグ優勝にも貢献した中心選手ですから、球団として非常に辛い判断となりました。現在のチーム編成上、高橋選手の出場機会が失われており、本人のためにも決断しました」と、トレードの理由を明かしている。

高橋選手は1978年生まれの32歳。1996年のドラフト7位で岡山・津山工高から日本ハムに入団し、2003年から長打力のある正捕手として、また、一塁手としてもチームの主力を担ってきた。しかし、昨年は頭部へ死球を受けた影響などもあり、出場試合は70試合止まり。今季も1軍の試合には出場しておらず、2軍でプレーを続けていた。日本ハムでの通算成績は、801試合に出場し、打率.272、79本塁打、392打点。2009年には一塁手としてゴールデングラブ賞とベストナインを獲得している。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.