震災後にリクエストが増えた曲、ポジティブな歌や反原発ソングなども。

2011/05/05 14:35 Written by Narinari.com編集部

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3月11日の東日本大震災発生後、FMラジオでリクエストが増えた曲、またはオンエア後に反響のあった曲はどのようなものなのか――。現在発売中の雑誌「日経エンタテインメント!6月号」(以下、日経エンタ)では、特集記事内「気持ちが前向きになる50曲」の中で、主要都市(九州〜北海道)のFM局に実施したアンケート結果をまとめている。

このアンケート結果に名前が挙がっているのは、全部で28曲。全体的な傾向としては、DREAMS COME TRUEの「何度でも」(2005年)や、山下達郎の「希望という名の光」(2010年)、高橋優の「福笑い」(2011年)など、歌詞がポジティブな歌が目立った。

また、Mr.Childrenの「かぞえうた」(2011年)や、福島県出身のミュージシャンとクリエイター(サンボマスター山口隆やクリエイティブディレクターの箭内道彦ら)が同県支援のために結成した猪苗代湖ズの「I love you & I need you ふくしま」(2011年)など、震災後に発表されたチャリティーソングへのリクエストもやはり高まっているそうだ。

さらに、依然予断を許さない状況が続く福島第一原発の事故に伴い、“反核・反原発”のメッセージが込められたRCサクセション(忌野清志郎)の「ラヴ・ミー・テンダー」や「サマータイム・ブルース」(1988年)といった歌にも注目が集まっている。ほかには被災地の岩手県釜石市出身のあんべ光俊が歌う「イーハトーブの風」(1992年)、洋楽ではサイモン&ガーファンクルの「明日に架ける橋」(1970年)、マイケル・ジャクソンの「ユー・アー・ノット・アローン」(1995年)なども挙がった。

「日経エンタテインメント!6月号」の「気持ちが前向きになる50曲」では、“リスナーに聴いてほしいポジティブになれる曲”を全国のFMパーソナリティーのコメント付きで50曲紹介。また、仙台にあるFM局「Date fm(エフエム仙台)」の震災以降の様子や、日本のラジオDJ界のトップランナーである赤坂泰彦インタビューなども掲載している。


※この記事は「日経エンタテインメント!」編集部の許諾を得て作成しています。6月号は全国の書店・コンビニのほか、日経BP社の通販サイトからも購入可能(//ec.nikkeibp.co.jp/item/magazine/ENT.html?trn)。



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