アイドル聖地で信長がダンス、名古屋おもてなし武将隊が東京へ出陣。

2011/04/21 04:57 Written by Narinari.com編集部

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尾張・名古屋の魅力を全国へPRするために、織田信長・豊臣秀吉・徳川家康・前田利家・加藤清正・前田慶次の6武将と4人の陣笠隊で結成された名古屋おもてなし武将隊。そんな彼らが、メジャーデビューシングル「百花繚乱/祈り」の発売記念して、4月20日にアイドルの聖地として知られる東京・池袋のサンシャインシティ・アルパ噴水広場でイベントを行った。

名古屋おもてなし武将隊は、名古屋市の「県ふるさと雇用再生特別基金事業」の一環として一般公募により結成された武将ユニット。彼らはその名を馳せる以前は全員がもれなく無職で、武将隊を結成後、名古屋城を訪れる観光客に向けて戦国時代さながらの「おもてなし演武」や、甲冑を着たまま踊る「甲冑ダンス」を披露したところ話題を呼び、東海地方を中心に人気のユニットとなった。

メジャーデビュー曲「百花繚乱」を東京でお披露目するのは今回が初めて。そんな緊張感漂う中、重量20キロに及ぶ甲冑を物ともせずにキレのあるダンスと歌を披露。集まった女性ファンや通りがかった多くの人たちから、割れんばかりの拍手と歓声が送られた。

ダンスについてリーダーの織田信長(476歳)は「わしら侍なのに、舞などできるか!と最初は思ったんじゃが、今は楽しくなってきとる」そう。歌についても「400年前は歌なんて歌ったことなかったんじゃが、最近の歌はテンポが早いのう!」、さらには「実は、わしもレコーディングは初めてで、歌うことが怖くて泣いてしもうたんじゃ」と、武士の男泣きエピソードまで激白した。

また、同じ名古屋で活躍する、AKB48の“妹分”SKE48については「とても尊敬しておる。わしの20分の1くらいしか生きてないのに、あのエネルギーはすごいのう」と感心している様子。ちなみにAKB48の中では「特にお気に入りは篠田麻里子さんと高橋みなみさん」と、しっかり現代のアイドルにも興味を抱いているようだ。

4月20日発売のシングル「百花繚乱/祈り」は、オリコン・シングルデイリーランキングで14位と好発進を見せている。名古屋から全国へ、果たして天下統一の夢を実現することができるだろうか。

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