SB和田毅投手のマウンド入場曲をイナ戦が書き下ろし、ホーム戦で使用。

2011/04/19 06:00 Written by Narinari.com編集部

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4人組ロックバンドのTHEイナズマ戦隊(以下、イナ戦)が、ソフトバンク和田毅投手公認のマウンド入場曲「たんぽぽ」を書き下ろしたことがわかった。同曲は、和田投手のYahooドームでの今シーズン初登板に合わせた4月19日より、レコチョクで着うた、着うたフルの楽曲配信がスタートする。

テーマソングに決まった経緯は、和田投手がマネージャーから同じ事務所所属のイナ戦のアルバムを聴かされたことがきっかけだった。デビュー時から人生の応援ソングを歌い続けて来たイナ戦の作風とキャラクターを和田投手が気に入り、自分用の入場曲を「書き下ろして欲しい」と打診。イナ戦のボーカル・上中丈弥もかつては高校球児(キャッチャー)だったこともあり、和田投手からの“情熱ボール”をガッチリと受け止める形で楽曲制作を快諾した。

完成した「たんぽぽ」は、和田投手がマウンドに登場する際の入場曲(ホーム戦のみ)として流れる。キャッチーなメロディーの元気な応援歌だ。

今回のテーマ曲決定にイナ戦の上中は、「こんな時代に、汗だく、泥だらけ、ガムシャラ、そんな言葉が似合う男を見せて欲しいと思って書きました。実際お会いしてみて、男気のある、一本筋の通った方でした。だから詩の世界観もピッタリで、和田投手も、自分は持って生まれた才能より、努力でのしあがって来たと仰っていたので、この曲を和田投手に贈れて良かったです。そして、今回の東日本大震災で被災した皆さんの背中を押す、そんな歌になれればと思ってます。日本にガッツを!!」とコメント。

一方、和田投手も「アルバムをいただいて『これだ』とピンときました。自分は常にトップだった人間ではない。努力して挫折して、プロ野球選手の夢をつかんだ。イメージは伝えていましたけど、すごくマッチしていました。今回、東日本大震災が起きました。偶然ですが、何度やられても立ち向かっていくというフレーズは、自分には元気、被災地の方には勇気を与えられればと思っています」とコメントしている。

なお、両者の所属事務所は「Time for Action !」を合言葉にした被災地支援活動を実施しており、和田投手、イナ戦ともに積極的に参加していく予定だ。

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