ネットカフェに滞在400時間超、家政婦付きの“謎の女性”が中国で話題に。

2011/04/12 10:23 Written by Narinari.com編集部

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日本では、さまざまな事情からネットカフェで暮らす人々を“ネットカフェ難民”などと呼んでいるが、中国でもネットカフェで長時間過ごす人は珍しくない。このたび中国メディアが伝えたのは、400時間以上にわたりネットカフェに滞在している女性の話。しかし、この女性が普通のネットカフェ難民と大きく異なるのは、家政婦が彼女のお世話をしていることだ。

中国紙中国日報などによると、女性が目撃されたのは中国湖南省長沙市にあるネットカフェ。25歳前後と思しきこの女性は、3月18日に来店後、どこへ行くこともなく居座り続け、3週間近くが経つ4月5日になっても店を出る素振りを一切見せなかったという。その時点で彼女の滞在時間はすでに400時間を軽く超え、ネットカフェの利用料金も1,078元(約14,000円)以上になっていたそうだ。

同紙の記者がネットカフェを訪れた際には、女性は徹夜明けのようなやつれた表情で眠りについており、机の上には弁当などの飲食物が散らばっていたとのこと。また、パソコンにはハードディスクが接続され、複数の映画をダウンロードしている最中だったという。

彼女がどのような目的で滞在を続け、映画をダウンロードしていたのかは明らかになっていないが、400時間以上もネットカフェに居る彼女には普通の客と大きく異なる点があった。それが家政婦の存在。店員の話では、彼女には両親が雇ってくれた家政婦がおり、毎日2回、わざわざ食事を届けに来ている。その後、家政婦はしばらく彼女のそばに座り、会話をしてから帰っていくそうだ。

ちなみにこの女性、昨年末にも同店を訪れ、数か月間にわたり同様にネット三昧の日々を送っていた。そのため、ネットカフェの店員も彼女に慣れてしまったのか「特に気にしていない」そうだ。彼女は地元紙から「何をしているのか」と問いただされると、「ほかの人が思いつかないようなことをしている」と、意味深な返答をするに留まったという。

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