笑い者なるから許して、浮気を謝罪するボードを下げて街中練り歩く。

2011/04/05 14:55 Written by Narinari.com編集部

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英南部ブライトンで暮らす26歳のジョー・ペイジさんは先日、Facebookでほかの女性とのデートに関するやり取りが恋人にバレてしまい、一緒に暮らしていたアパートを追い出されてしまった。しかし、恋人とは別れたくなかった彼は、愛と信用を取り戻すのに必死。謝罪の気持ちをアピールしようと、一風変わった行動に出たという。

英紙デイリー・メールなどによると、ペイジさんは同棲するジェス・リトルさんという恋人がいながら、最近、別の女性ともFacebookで怪しい動きを見せていた。当然ながらその事実は内緒にしていたのだが、ある日、ペイジさんのFacebookを彼女がのぞいたときに、見知らぬ女との「イチャイチャしたメッセージ」が見つかってしまったそう。これを問い詰められ、怒った彼女にアパートから追い出したというわけだ。

ここまでされてようやく自らの過ちに気が付き、早くなんとかしなければと焦ったペイジさんは、すぐに行動に出た。それは彼女への想いと謝罪の言葉をボードに書き、“サンドウィッチマン”となって街を練り歩くという、スタンドアップ・コメディアンを生業とする彼ならではの方法だった。

「私は彼女を騙しました。謝罪を示すために恥を晒しています」「彼女がとても好きで、取り戻せるなら何でもします。ごめんなさい」。そんなメッセージが書かれたボードを下げ、大勢の買い物客で賑わうブライトンの街中を歩き回ったペイジさん。彼の目には、その姿を見た周りの人たちが「私をバカだと思って、ちょっと同情していた」(デイリー・メール紙より)ように映っていたという。実際の街の声は、ある人が「女性はみんな笑っていたわ」と言えば、またある人は「あぁ、なんてロマンチックなの」と呟くなど、さまざまな反応が見られたらしい。

こうして、自分なりの精一杯の方法で彼女への謝罪をした彼は、その後、彼女と会う約束を取り付けるとボードを下げたまま対面。その姿に「リトルさんはボードを外すように説得」(英紙デイリー・テレグラフより)し、2人は仲直りの話し合いをするためにそのままビーチへと向かったという。

結局、一連の行動が功を奏したようで、リトルさんから「もう一度チャンスをもらった」。まだしばらくは「ソファで寝なくちゃいけない」とのことだが、しっかり浮気を反省して、また仲良く一緒に生活してもらいたいものだ。

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