座れば子宝に恵まれるイス、英ホテルのフロントで働く7人が次々と妊娠。

2011/03/31 19:44 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


英国に、約1年半の間にフロントの女性7人が次々と妊娠したホテルがある。彼女たちに共通しているのはフロントで働いていたということ以外に、いずれも共用の青いイスに座っていたこと。そのため、イスは幸多き「子宝のイス」と呼ばれているが、スタッフの中には座るのを嫌がっている人もいるそうだ。

英ニュースサイトのスモールワールド・ニュースサービスによると、おめでたが続いているのはバッキンガムシャー州ミルトンケインズにある、ベストウェスタン・ムーアパレスホテル。ここのフロントで働くエレイン・レズターさんが、1年前に息子ダニーくんを出産したのがすべての始まりだった。この時点で、実はさらに3人が妊娠している状態で、昨年中に全員が無事に男の子を出産している。

わずか1年のうちにフロントで働く4人が子どもを産むだけでも、この職場には何かしらの不思議な“力”を感じるが、さらにもう3人にもその“力”は影響を及ぼした……のかもしれない。現在、3人ともお腹は大きな状態となっており、2人は今年5月に、もう1人は今年9月に出産する予定。順調に行けば昨年3月からのわずか1年半足らずで、ホテルのフロント係7人が出産を経験することになり、まさに出産ラッシュが訪れている格好だ。

この話はホテル内に限らず、地元では有名になっているそうで、すっかり「男の子を授かる場所」として認知されているとのこと。また、彼女たちが仕事の際に共有して使っていた青いイスは「子宝のイス」と呼ばれ、当初は「男の子が欲しければイスに座らなきゃ」とジョークを言っていたスタッフたちも、現実に次々と赤ちゃんを授かる事態を目の当たりにした結果、本当にイスの“力”を信じ始めている様子だ。

ホテルのゼネラルマネージャーは「単なるオフィス用のイスだけど、今では座るのを嫌がるスタッフもいる」と話しており、まだ子どもは欲しくないからと、この椅子に座るのを避けている人もいるようだ。

もはや地元からも注目される出来事となった出産ラッシュ。もしこれから出産を控える3人が男の子を授かったとしたら、「子宝のイス」はますます神秘的な存在になりそうだ。ホテル側としては思わぬ話題作りにニンマリといったところかもしれない。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.