米スタバに謎の自称“金持ち”男性、1ドル札100枚をばらまき足早に去る。

2011/03/27 14:37 Written by Narinari.com編集部

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米ボストンのスターバックスに先日、店内の空気を一変させる男性が現れた。この男性、店に入るなり突然「俺は金持ちだ!」と連呼し、周囲の客をあ然とさせると、持っていた1ドル札100枚をばらまいたのだ。その後、凍り付いた店内を尻目に、男性は足早に店から立ち去ったという。

米放送局Foxによると、ボストンのブルックライン通りにある店舗で、ちょっとした事件が起きたのは3月17日のこと。この日、栄養士のタラ・マーディガンさんは実習生の男性と一緒に、静かな店内でコーヒーを楽しんでいた。すると2人は、そこに現れた若い男性の突飛な行動を目撃することになる。

「俺は金持ちだ」と突然3回連呼した男性。これには誰もが「じっと立っていた」(FOXより)というから、店内の誰もが呆気にとられた状況だったようだ。しかも男性はその“金持ちぶり”をアピールするかのように、持っていた大量の1ドル札を空中にばら撒いたそう。男性はお札をよほどの勢いで投げたようで、マーディガンさんが「いたるところに飛んでいた」と話せば、実習生の男性は「天井にも入り込んでいた」というほど。男性の勢いに圧倒された店員や客は「びっくりして座り込んだ」が、一連の行動を終えると男性はそのまま店の外へと消えた。

男性が立ち去った後、大量の1ドル札が床に散らばり、しばらく狐につままれたような雰囲気となった店内。眼前で起きたあまりに奇妙な光景に、誰もお札を拾おうとはしなかったという。

結局、お金はスターバックスの店員によって集められ、合計100ドル(約8,100円)であることがわかった。この件に関してスターバックスは特にコメントをしていないようだが、現在のところ公式にはお金の対応をどうするかは伝えられていない。ただ、マーディガンさんが店員に聞いた話では「日本に寄付する」と話していたそう。常識的にはお金をばらまく行為は理解に苦しむところだが、店内にいた人たちの機転によって震災に見舞われた日本への寄付という形になれば、少しだけ“良い行い”となるのかもしれない。

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